2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。
今回は松本 隆之介投手です。
2020年の振り返り
松本投手は2021年からの入団なのでDeNAの投手としての成績は無いですが、高校3年の夏は背番号1を背負い、夏の県大会で準々決勝まで進みました。
188cmの長身から最速152kmの直球を投げ下ろし、スライダー、カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を扱う本格派左腕で、このポテンシャルの高さは近年の高卒指名投手の中でもトップクラスです。
吉田スカウト顧問が指名後のコメントで「2,3年後にはローテーションに入って10勝以上している投手になって欲しい」と期待を寄せています。
また松本は仮契約で三浦監督と対面した際、いずれ背番号「18」をつけたいことを宣言し、その他「最速160km超え」「沢村賞」など大きな目標を語りました。
ポテンシャルもメンタルも強く、今後の成長がとても期待できる投手ですね。
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2021年の期待
高卒ルーキーはまずは2軍で試合経験を積むことがDeNAの育成になっており、松本も同じように育成していくでしょう。他球団に比べると2軍での初登板の時期や、投球回が多い傾向があり、球団としては実戦経験を何より重視しています。
その中で2021年の松本に期待するのは「2軍規定投球回到達」です。
過去に1年目から2軍規定投球回に到達した投手だと、京山投手がいます。(99回1/3)
その京山は今年高卒4年目で1軍で先発として6試合に登板。球速が150kmを超えて今後が楽しみな投手になってきています。
京山の球速アップへの取り組み
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松本も京山のように球速アップして、長いイニングを投げれるようになれば先発投手として何より大きいですし、1年目はシーズン中盤から2軍ローテ入りして規定投球回を投げれるようになってほしいです。そこから2年目以降1軍で活躍するチャンスが巡ってくるでしょう。
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