2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は2020年ドラフト1位の入江投手です。
2020年の振り返り
入江投手は2021年からの入団なので、DeNAの選手としては2020年に振り返ることは無いですが、明治大で4年秋には以下の成績になっています。
8試合 38回1/3 3勝1敗 防御率2.35 WHIP1.15
被安打率7.28 奪三振率9.86 与四球率3.05
リーグ戦初戦に5回6失点と崩れたものの、その後は安定した投球が続き完投が2試合(うち完封1試合)ありました。奪三振率がとても高く連投のリリーフ登板時にもしっかり抑えるなど、球威やキレはプロでも十分通用するレベルになってきているでしょう。
DeNAのスカウト陣も、そうした入江の投球を見て1位指名で行く決意をしたのだと思いますし、退任された吉田顧問も「来季、ローテーションで入って投げることを期待している」とコメントしています。
仮契約でもドラフト1位として最高条件での契約でしたし、球団の期待度はとても大きいことでしょう。その期待に応えて活躍する姿を見せて欲しいですね。
2021年の期待
DeNAドラフト1位指名の大学生投手、ということで先輩の山﨑康や東が獲得した「新人王」をやはり期待します。
新人王の条件としては以下の成績になるでしょう。
・規定投球回到達
・2桁勝利
・新人王候補で防御率トップ
これらを達成した上で、文句無しの新人王獲得となって欲しいです。
2020年のDeNAはシーズン中に今永と平良が怪我で離脱するという非常に痛い出来事があり、そこから先発投手陣が不安定になりました。ローテーションで投げれる投手もままならず、リリーフが先発の試合が何試合もありましたし、こういう時に1人でもしっかりとローテを守れる投手が出てきてくれたらと、ファンも監督・コーチ陣も思っていたことでしょう。
入江には是非その役割を担ってもらいたいです。来年も先発事情が苦しいときが来ると思うので、その時に入江がしっかりローテを守ってくれれば、何よりもチームの支えになります。
先輩の東はまさにそのような投手でしたし、怪我には気をつけながら入江も同じような活躍をして欲しいですね。
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