データで語るドラフト・育成論

プロ野球ニュース解説、ドラフト候補紹介、野球関連の持論・考察・寸評などを記事にしています。

【DeNA】石川達也に戦力外通告

【DeNA】今季15登板で防御率1・93の石川達也に戦力外通告 下園辰哉2軍打撃コーチの退団も発表(スポーツ報知) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/97238f03da4fc6363a3ae60a4dcbf58030348e1a

 

クライマックスシリーズが終わった翌日に驚く発表がされました。

 

球団が石川達也投手と来季契約を結ばないことを発表しました。

 

https://sp.baystars.co.jp/news/2024/10/1022_08.php

 

石川達也は今季1軍でリリーフとして15試合に登板。

防御率1.93、WHIP:1.29、K/9:5.14 K/BB:2.67という結果でした。

 

ただ1軍で最後に登板したのが5/29で、それ以降は1度も1軍昇格がなくクライマックスシリーズでも登板がありませんでした。

 

故障していたわけではなく、2軍落ちして以降も2軍戦ではずっと登板していましたし、内容もそこまで悪くはなかったのですが、一向に1軍への昇格がないままで、起用に恵まれませんでした。

 

フェニックスリーグにも帯同してましたが、こちらでは登板がありませんでした。

ただ練習は普通にこなしてるので故障している等ではなく、また最初の戦力外発表時に名前が無かったことから、素行面での問題等でも無さそうです。(本人もインスタで否定しています)

 

なので突然の自由契約で、戸惑うファンも多く出てしまいました。

 

 

ここからは推測の域ですが、球団が石川達也に対して育成契約を打診して、石川がそれを断った可能性もあります。

5月以降に1軍登板が無かったことで実力不十分と判断し、さらに枠を空けたい事情もあって、球団が石川に育成契約を打診したということです。

石川としてはこれを受け入れ難く、それなら自由契約になり支配下登録をしてくれる球団を探すという判断をした、ということも考えられます。

 

DeNAはこれまで育成落ちの選手が何人かいましたが、戦力外発表時にはそうした情報を出さず、契約更改時に育成契約が判明していました。

 

なので現時点では育成落ちの情報が出てなくても、既に育成契約の打診が済んでいる選手が何人かいる可能性が高いです。

 

石川が自由契約でも、支配下登録は62人でこれからドラフト等で補強するにはまだ枠がキツイです。

 

そうした背景も含めると、石川へ育成契約を打診して、それを石川が断ったことで自由契約になったという流れも十分に考えられるでしょう。

 

石川はまだ26歳でこれから伸びてくる年代で、チーム内でも貴重な左のリリーフだったことから、ここでチームを離れるのは正直痛手です。

 

とはいえ決まったことはもう覆せないので、石川達也に代わる新たなリリーフ左腕をドラフトで獲得する可能性も出てきました。

 

自由契約の理由については今後発表されるかどうか分かりませんが、短期間とはいえせっかくDeNAで育成契約→支配下登録を掴み、1軍でも活躍した投手ですし、できれば双方納得した上での結論であってほしいです。

 

DeNA三浦監督続投!5年目へ

DeNA 三浦監督が来季続投5年目へ 22年オフに複数年契約結び直し(デイリースポーツ) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/1a654e81b7f8d9af9d204993fd9af460b99e52fc

 

クライマックスシリーズを制し、日本シリーズ進出を決めたベイスターズ

この直後に三浦監督の来季続投が決定。

 

今シーズンは今永、バウアーが退団したことで開幕前の解説者予想では殆どがBクラスになっていました。

 

しかし中盤までは首位争いに絡み、後半に連敗で1度はAクラスを諦めかけるも、その後6連勝するなど盛り返して何とか貯金2でAクラスに滑り込みました。

 

前評判からこの結果を残せたのは、若手起用やデータを意識した采配が功を奏したと言えます。

 

そしてクライマックスシリーズで3位からの下剋上

この戦いではシーズンの打ち勝つ野球ではなく、殆どが1点を争う投手戦で守備走塁などが重視される展開でした。

もともと三浦采配は短期決戦にはあまり強くないとされてましたが、相手の土俵にありながらも集中力とモチベーションを高く保ち、投手、守備、走塁を活かして接戦をモノにしていきました。

 

短期決戦や1点を争う展開でも結果を残したことで、三浦采配は新たに進化したと言えるでしょう。

 

しかしながら、まだまだ進化の途中でチーム内に改善すべき点は多いです。

来年こそ三浦監督の野球の集大成として、念願のリーグ優勝を成し遂げてもらいたいですね。

宗山塁:六大学リーグ歴代8位タイの安打記録

鳥谷敬氏を超えた!明大・宗山塁がリーグ戦通算116安打 今秋ドラ1指名決定的な即戦力遊撃手(日刊スポーツ) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/27193a7716924f2bdfab6bfc8a8d8ed03d4e3699

 

ドラ1競合確定的の宗山が、東京六大学リーグの通算安打記録歴代8位タイに浮上。

 

この秋のリーグ戦打率.391(10/21時点)

非常に高いアベレージで安打を量産しています。

 

宗山は守備だけでなく打撃でもプロで即戦力級の結果を残していますね。

 

この打撃と守備力を欲しいと思う球団はかなり多いでしょう。

 

現時点では広島が1位指名を公言。

 

広島以外ではソフトバンク日本ハム、ロッテなども1位指名予想が多く出ています。

徳山一翔がドラフト上位指名される可能性・中日スカウトが高評価

『森下や早川に匹敵するキレ』中日上位指名候補に最速153キロ左腕浮上 環太平洋大・徳山一翔 スカウトは「上位で消える」と評価(中日スポーツ) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/85e7f1d0e6f7d0d91d943ab67c93dd13ffcd3c56

 

徳山一翔は故障で今年春のリーグ戦を全休してたから不安視されてたけど、もう大丈夫ということならドラ1に匹敵する実力を持ってる

金丸を外した球団が徳山に集中する可能性は高いし、もしかすると一本釣りもあり得る

 

中日が挙げてるということは、入札を金丸で、外したらその次の1位か、2位で狙ってそう

金丸夢斗めぐり「ドラ1」争奪戦が必至  因縁の巨人・阪神は今年も抽選で激突するのか?(AERA dot.)

金丸夢斗めぐり「ドラ1」争奪戦が必至  因縁の巨人・阪神は今年も抽選で激突するのか?(AERA dot.) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/5f86533d7b81e0249daaeb3884ce00f98720cc9c

 

コメント欄見ると、どっちも野手が欲しそうな感じ

今年は投高打低だったから、ファン目線で見ると打線強化を期待する声が大きくなってるんだと思う

現場的には投手に行ってくれたほうが、つぶしが効きやすいって考えもありそう

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