データで語るドラフト・育成論

成績・データからドラフト候補や若手選手の育成状況についてまとめているブログです。高卒ルーキー・新人王候補・独立リーグの成績は定期更新。

【横浜DeNA】2020年開幕前 戦力分析・編成考察

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5/25時点でのニュースで、NPBは全国の緊急事態宣言解除が解除された場合、6/19(金)に開幕する方向で調整していることが明らかになりました。

今季は大変な状況で開幕がなかなかできませんでしたが、ようやく目安が見えてきましたね。

とはいえ、まだ開幕が決定したわけではありませんし、今後の動向次第で変わってくる可能性もあるでしょう。

 

そんな中ですが、プロ野球ファンの方でも最近はすっかりプロ野球から離れてしまっている方が多いと思います。

今年は誰が新しく入ってきてたっけ?

開幕スタメンって誰になりそうなんだっけ?

今年って優勝できる戦力なんだっけ?

などなど、忘れてしまっている方もいるのではないでしょうか。

自分もちょっとそんな状態に陥りかけてたので、改めてチームの戦力を見直してみることにしました。

やや主観が入っていますが、各ポジション別に選手と寸評をまとめてみました。

※表中の年齢は2020/4/1時点での年齢としています。

 

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【横浜DeNA】濱矢 廣大の評価と今後について

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横浜DeNA 背番号56

社会人出身7年目の投手、濱矢廣大

高卒社会人で社会人3年目の2013年に楽天からドラフト3位で指名されました。最速148kmを身長185cmという長身から投げおろす左腕で、即戦力として見られつつもスカウトのコメントでは伸びしろも期待されていました。

1年目の2014年はまずは2軍スタートで、2軍では先発として調整して安定していましたが、8月に肋骨骨挫傷の怪我などもあり、1軍昇格はやや遅れて9月後半になりました。1軍初登板は9/28に登板し、5回を投げて2失点で勝利投手となりました。1軍はこの登板のみでしたが、先発の仕事をこなせたことでまずまずの評価は得られていたことでしょう。

2年目はリリーフ要員として開幕1軍に抜擢され、数試合は抑えていましたが4月中旬に打ち込まれてしまい無念の2軍降格。7月に再昇格するもあまり良い結果は残せず、結局このシーズンはリリーフで8試合の登板に留まりました。被安打と与四球が多く、不安定な投球が多かった点で首脳陣も起用しづらさがあったのだと思われます。

3年目も前年の課題があまり改善せず、13試合に登板しましたがそのうち6試合で失点していて、リリーフとしても不安定さが解消されませんでした。

4年目はまた開幕1軍を掴みましたが、四球の多さは改善せず、投球回数以上に四球が多い状態で不安定さは変わらず9試合の登板に留まりました。

5年目の2018年はようやく四球数を減らす事ができ、7試合の登板に留まりましたが防御率3.72と1年目以来の3点台に留めることができました。

そして迎えた6年目の2019年開幕前にDeNA熊原とのトレードが成立。この年はDeNAで2試合に登板してそのどちらも制球難から失点してしまい、1軍で結果を残すことはできませんでした。

このようにドラフト指名時の期待とは裏腹になかなか1軍で結果を残すことができない状態が続いていて、トレード後もなかなか改善せずに厳しい立場が続いている状態です。

現時点で濱矢について首脳陣がどう評価しているかと、今後濱矢が1軍で活躍する可能性や方法について、書いていきます。

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【横浜DeNA】飯塚 悟史の評価と今後について

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横浜DeNA 背番号30

高卒6年目の投手、飯塚悟史

2014年ドラフトで7位という下位指名を受けましたが、夏の甲子園ではベスト4まで1人で投げぬく活躍や、また打者としても本塁打を打てるパワーを持ち合わせていたことなど、身体能力の高さが光る選手で知名度は高く、入団時にかけられていた期待は割と大きな選手でした。

1年目は2軍でしっかり試合に出して育成する方針でしたが、4月下旬に右肘を故障し手術することとなり、シーズン終盤にようやく実戦復帰できたものの、トータルではわずか5試合の登板に留まりました。

2年目は1年目の分を取り戻すべく2軍で積極的に実戦経験を積み、2軍ローテに定着しました。長いイニングを投げるスタミナと安定感が身についてきて、翌年の1軍昇格への布石となる年になった年と言えるでしょう。

3年目の2017年6月にとうとう1軍初登板を掴みました。先発としては8試合に登板し、プロ初勝利も手にしました。投球自体はまだ安定感が無く5イニングを投げ切るのがやっとというような内容が多かったですが、炎上が少なく1軍初昇格の年としては及第点の結果を残せたと言えます。

4年目の2018年は前年の活躍やチームの先発事情もあり、開幕ローテ入りを果たしました。勝ち星にあまり恵まれなかったもののスタートは悪くなく、常時5イニング以上を投げる安定した投球を続けていましたが、6月後半から急に制球が乱れて打ち込まれ、夏場に入る前に2軍落ちとなりました。短期間ですが1軍ローテに定着できたのは良い経験でしたが、ローテを守り抜く実力がまだ身についてないなどの課題も見えました。

5年目の2019年は開幕から2軍で調子が悪く、6月にようやく1軍昇格したものの5回持たないで降板してしまい、間隔を空けてからの登板でも2回で降板という自己最短KOになってしまい、全く調子が上がらなくなっていました。その後2軍でリリーフ調整を行ってからまた1軍昇格しましたが、リリーフとしても結果を残せずやや迷走している感じになってしまいました。これによって1軍・2軍成績ともに悪い結果になり、飯塚にとって苦い年になってしまいました。

このように飯塚はプロ入り後3年目ぐらいまでは順調にきていましたが、1軍昇格してからなかなか結果を残せなくなり、伸び悩みがはっきりと見えてしまっています。現状のこうした飯塚の状態について、首脳陣はどう評価をしているのかと、今後の飯塚の展望について、データを用いてまとめてみました。

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【横浜DeNA】山本 祐大の評価と今後について

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横浜DeNA 背番号50

高卒4年目 独立リーグを経てDeNA3年目の捕手

山本 祐大 

高校から独立リーグに所属していた山本は、独立1年目の2017年にドラフトでDeNAから9位指名を受けました。12球団の本指名で最後尾の指名になりましたが、当時のDeNAは若手捕手が伸び悩んでおり、次世代へ向けた捕手育成が進んでいませんでした。

1軍は嶺井・戸柱・高城らでまわしていける目途が立っていたので、捕手は急を要する補強ポイントではありませんでしたが、それでも次世代の捕手候補が必要ということで、高卒1年目ながら独立リーグで強肩を武器に活躍していた山本に、白羽の矢が立ったということでしょう。

そしてDeNA移籍後は1年目から2軍で多くスタメンマスクを被り、実戦経験を積んでいました。全体的には粗削りさがあって育成に時間がかかりそうな選手でしたが、それでもホームランを打てる打撃などの意外性も見せました。そういった活躍もあって1年目から1軍昇格し、そこでは何と初打席初ホームランを打ち、首脳陣からも一躍注目を集めました。この活躍で今の1軍捕手陣の後継者候補としての期待が高まりました。

2年目も2軍では順調に成績を伸ばし、1軍にも呼ばれる機会があってそこでも打撃で結果を残し、守備にも就いて経験を積んでいます。とはいえまだまだ粗削りさは抜けていないため、現状ではまだ伊藤・嶺井・戸柱らとは一線を画しています。

 そんな山本の現在の立場や首脳陣からの評価と、今後の展望についてデータをもとに書いていきます。

 

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