2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は櫻井 周斗 投手です。
2020年の振り返り
櫻井投手は2020年でプロ3年目を迎えた高卒投手で、ドラフトでは5位指名されていました。三振を取れる左投手ということもあって、2年目から1軍でリリーフ起用で昇格があり、ラミレス監督も目をかけていました。
ただ、この2年間でまだ1軍定着できるほどの結果を残すには至っていないですね。
2019年 14試合 1先発 16回2/3 0勝0敗1H 防御率4.86
2020年 3試合 1先発 7回1/3 0勝0敗 防御率7.36
3年目の2020年は春季キャンプ時から先発起用する方針でしたが、シーズン成績を見ると長いイニングがなかなか安定して投げれず、先発した試合も3回1/3を投げて3失点で早々に継投に移られてしまいました。
対右・左で目立った成績の差は無いものの、2020年は2軍でも長いイニングを任せると失点する可能性が高くなっていますし、制球もまとまっている方ではないので先発よりもリリーフの方が適性あるのかもしれません。
2021年はまだ高卒4年目なので焦る必要は無いですが、1軍に毎年上がってきているので、そろそろ1軍でも安定した成績を残せるようになって欲しいですね。
2021年に期待すること
櫻井が2021年にどのような起用になるのかは分かりませんが、個人的な考えだとリリーフに絞って育成した方が良いように思えます。三振取れる力がありますし、短いイニングを任せる方が力を発揮できそうで、リリーフに定着して結果を残すことをまず第一に考えて欲しいです。
そのため期待する成績としては「35試合登板 防御率3.00」です。リリーフとして1軍である程度任せられるようになり、かつ結果を残して翌年以降に繋がる投球を見せて欲しいですね。現時点では石田の役割は難しいとは思いますが、砂田や新外国人のシャッケルフォード、新人の池谷などと競い合って左の中継ぎとして結果を残せれば、ゆくゆくは今の石田のポジションも狙えるようになるでしょう。
来季はワンポイントリリーフがまだできますし、重要な場面でワンポイントで登板して、しっかり抑えるというような仕事ができれば、首脳陣からの評価が一段と上がると思います。
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