プロ野球はオフシーズンに入り、昨日はファンフェスティバルが開催され大いに盛り上がった。
また、25日から台湾で開催されるアジアウインターベースボールリーグへ参加する選手はもう既に現地入りしており、今回のファンフェスティバルには参加しなかった。
そして台湾のウインターリーグに参加してる選手以外にもファンフェスに参加しなかった選手がいて、その選手は今、単身でメキシコのリーグ戦に参加している。
その選手の名は乙坂 智(Tomo Otosaka)
メキシコリーグのチームYAQUISに加入し、11/11から試合に出ている。
その乙坂のこれまでの試合成績を見てみよう。
11/11に試合に出て以降、これまで全ての試合にスタメンで出場しているが、打撃成績が凄い。
現在10試合連続安打を継続中。
打率は初出場以降5割を切っていない。OPSも常に1.0以上をキープしている。
初出場試合でいきなり3安打猛打賞の活躍で、今や3番打者を任されるまでになった。
この活躍ぶりからメキシコのオールスターにも選出された。
OF Tomo Otosaka ha sido seleccionado para el Juego de Estrellas de la LMP 2017
— Estadio Yaquis (@EstadioYaquis) 2017年11月15日
¡Felicidades Tomo! .667 AVG 12-8 4 R 1 RBI 1 SB .667 OBP 1.000 SLG#Baystars #Yaquis #AllStarGame ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ pic.twitter.com/fpQHbus0gO
オールスターでは快音は聞かれなかったが、それでもいきなりこれだけの活躍ができているのは凄いことだ。
乙坂は今季1軍では主に代打として起用され、2本のホームランを打ったが打率が.190で期待していた成績を残すことができなかった。
またほとんど1軍のベンチで過ごしていたため、2軍でも57打席しか打撃の機会が無かった。
こうした状況で来年プロ7年目を迎える乙坂に危機感が募ったのかもしれない。
単身でメキシコに乗り込み、思い切ったプレーで結果を残した。
これがきっかけで来年1軍で活躍できるようになってくれたら、言うこと無いだろう。
何よりこうして自分で何とかしようと動いたところを見ると更に応援したくなるし、是非来年1軍で必要とされる立場になってほしい。
Tomo Otosakaの活躍を大いに期待する。