2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。
今回はマイケル・ピープルズ投手です。
2020年の振り返り
ピープルズは2020年からDeNAに移籍してきた外国人右腕で、年俸3500万円と格安での獲得となりました。移籍前はMLBでの実績は無かったですが、先発として長くマイナーで経験してきていることと、コントロールが安定していて先発の控えとしては期待が持てる投手でした。
2020年のDeNAの外国人選手は他に、ロペス、ソト、オースティン、エスコバー、パットンらがいて、彼らの方が実績も年俸も上でピープルズは6番手という立場でした。ただ、2020年の外国人選手の1軍登録枠が5人になったことで1軍昇格しやすい状態になったのが幸いして、開幕2戦目に1軍で登板できたり、1軍外国人が誰か欠けている状態のときは昇格したりと、比較的1軍でのチャンスに恵まれました。
その中で1軍成績は10試合 7先発 2勝2敗 防御率4.97 WHIP1.39 QS率28.6%という成績で、正直あまり良い結果を残せたとは言えませんが、6番手の外国人先発としてはまずまずの結果だったと言えるでしょう。チーム事情でリリーフに移ったりもしましたし、良い意味で使い勝手が良い選手だったと言えます。
オフは移籍か残留かなかなか決まらず、12月に保留者名簿に載っていたものの残留が決まったのは12/14でした。
タイミング的に井納がFAで巨人への移籍が決まった直後だったので、おそらく井納次第だったのでしょう。これはピープルズの投球にフロントがある程度信頼を置いていると見えますし、年俸もまだ5000万を切っているのでコスパの良い投手として考えられていそうです。
2021年に期待すること
今後の外国人補強次第でピープルズの序列が決まり、それで1軍起用機会も変わってきそうですが、ひとまず求められていることは1軍先発要員として、井納の穴を埋めるような投球だと思われます。
1軍の外国人枠は2021年も引き続き5人体制ですし、1軍へ昇格しやすい形になっています。この中で結果を残して、欲を言えばローテに定着するぐらいになって欲しいです。そんなピープルズに期待する成績は「15試合登板、防御率3.00、QS率50%以上」です。
今季、井納が17試合に登板して防御率3.94 QS率47.1%だったことを考え、井納と同等以上の結果を残して欲しいと考えてこの成績にしました。ここまで1軍で投げれることができればローテ要員として十分な働きぶりと言えますし、井納の穴もしっかり埋めることができるでしょう。ピープルズがいてくれて良かった、と言えるような活躍を見せて欲しいですね。そして2021年以降も長くDeNAに在籍して先発ローテとして結果を残し続けて欲しいです。
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