2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回はジョフレック・ディアス 投手です。
2020年の振り返り
ディアス投手は2020年から育成選手として契約を結んだ外国人左腕です。
身長191cm、体重93kg年齢は21歳です。MLBでの登板経験は無く、DeNAに入団するまでの野球経験は全くの不明。ドミニカ共和国で行われたトライアウトを進藤編成部長が直接見に行って、獲得に至りました。
最速154kmで直球で押していくタイプですが、投げれる変化球としてスライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカーなどがあります。2軍戦ではスライダーで三振を奪う場面も多く、決め球として使えてくると良い武器になりますね。
2020年は神奈川フューチャードリームスにも派遣されていて、そちらでは19試合に登板し20回2/3 被安打10 奪三振23 与四球21 自責点5 防御率2.18という成績でした。
与四球数が多いのが気になりますが、全体的には抑えていますし奪三振の多さも評価できます。
2軍では13試合 13回2/3 被安打12 奪三振10 与四球22 防御率7.90という成績で、2軍では制球難からの大量失点になってしまいました。
BCリーグで通用している点を見ると、2021年はこれを2軍でも出せれば良い成長となるでしょう。
2021年に期待すること
育成外国人投手にありがちな制球難というのが付きまとっていますが、それを除けば良い内容の成績ですし、2021年は球威やキレはそのままに制球を安定させていくことが求められるでしょう。
まだ育成2年目なので焦る必要は無いですが、1年目からの成長を見たいですし、2022年の支配下登録へ繋がるような結果を残して欲しいですね。
そのために期待する成績として「2軍 30試合 防御率3.50」としました。 BCリーグで結果を残せていたので、今度は2軍で結果を残すということを目標にして安定感ある成績を残せることを期待します。
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