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【横浜DeNA】京山開幕ローテ入りへ前進!【2021年】

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3/5のオリックスとのオープン戦に先発登板した京山が、開幕ローテ入りへ前進する結果を残しました。

 

4回 被安打3 奪三振2 与四球2 自責点

5日のオリックス戦では相手先発の山本との投げ合いでしたが、京山は自身の持ち味を発揮する投球ができていました。

直球は常時140km後半で150kmを何度か計測していて走りが良く、これにカットボール・スライダー・チェンジアップを織り交ぜて相手打者に的を絞らせない投球ができていました。ジョーンズやモヤといった強打者からも三振を奪い、昨年より球威はさらに増してきています。

制球はややバラついていましたが、うまく散らすような感じでバッテリーの嶺井との相性も悪くなかったです。

球数は4回を投げて61球。シーズンの想定で6回なら大体90~100球の目途が立てられそうです。

試合後、三浦監督が「かなり前進した」と評価

三浦監督もこの京山の投球に満足していて、試合後のコメントで「かなり前進した」と評価しました。これで京山は対外試合で3試合10回を投げて無失点の投球を継続できており、状態の良さをアピールできています。

開幕ローテ候補は他にも大貫・平良・濵口・上茶谷・入江・阪口らがおり、まだまだ争っている最中ですが、ここまでしっかりと結果を残してきている京山なら、開幕ローテの6人に定着する可能性は高いでしょう。

DeNA・京山 開幕ローテ大前進!4回3安打0封 三浦監督「安定感出てきた」/野球/デイリースポーツ online

 

ルーキー牧が山本から安打。初球をセンター前へ弾き返す

昨日のオープン戦でドラフト2位指名のルーキー牧が、オリックスの山本からセンター前ヒットを打ちました。

第1打席の初球、150km超えのカットボールをしっかり振りぬいてセンター方向へ弾き返した当たりで、この結果に球場がどよめきました。

オープン戦初安打がプロでもなかなか打てないオリックス山本からということで、牧にとっても良い自信に繋がったことでしょう。

牧は今後も結果を残していけば、開幕は一塁でスタメン起用の可能性が濃厚です。新人の開幕一塁スタメンは球団としては過去に例が無く、大きな偉業となります。

外国人選手が来日していないという都合もありますが、ここで結果を残すことでその後ソトやオースティンが戻ってきても、ずっと1軍で使われ続ける可能性も出てきますし、大きなチャンスと思って欲しいですね。

DeNAドラ2牧が山本由伸から中前打、珍プレーも - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

 

嶺井・戸柱、捕手2人が打撃でアピール

1軍捕手争いをしている嶺井・戸柱の2人がオープン戦で結果を残しました。嶺井は2回、オリックス山本からセンターバックスクリーン左への3ランホームランを打ちました。打った瞬間に分かる当たりで、山本の153kmストレートを完璧に捉えることができていました。守備面でも京山を上手くリードし、4回無失点の投球を引き出しました。

これに奮起したのか、嶺井と交代した戸柱が7回にオリックスアンダースロー右腕中川颯からレフト前へタイムリーを打ち打撃でアピール。

横浜DeNAは捕手を併用制にしていて正捕手が定まっていない状態ですが、2人共今季は出場機会を増やすために気持ちが入っています。

DeNA・嶺井、由伸打ち3ランで三浦監督にハマスタ初勝利贈った! 正捕手の座へ「積極的」アピール― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

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