歴代の主な高卒大打者の1年目1軍成績がどうだったのか、まとめてみました。
大打者に該当する選手は勝手ながら独断で選びました。
追加・訂正依頼などはツイッターの方に連絡お願いします。@hamanontan
結果はこちら(打席数順に記載)
1年目から1軍で主力として活躍した選手だと、清原和博・張本勲・豊田泰光がトップクラスですね。
特に清原和博は打率3割30本を打っており、高卒ルーキーでこの結果は異常とも言えるぐらい凄い結果です。
張本さんや豊田さんは50年以上前の記録ですが、王・長嶋時代には他にもこれほどの打者がいたのかと思うと、まさにレジェンド世代といえます。
彼らに続くのが立浪。1年目から規定打席に載った選手で、立浪以降で高卒ルーキーで規定打席に載った選手は現れてませんね。(2018年現在)
そして次が世界の王貞治。ホームラン世界記録(868本)保持者も、1年目は打率1割台で7本だったんですね。
まだこの時点ではその片鱗は見えてこないでしょうか。
続いてが一気に時代が変わり、現代の伝説・二刀流の大谷翔平。
高卒1年目で1軍200打席というだけでも凄いですが、彼は投手も兼任してこの成績ですので凄いですね。まるで1人だけタイムスリップしてきたように見えてしまいます。
大谷を含めて、この辺りにメジャー挑戦組がまとまっているのは面白いですね。
メジャー挑戦するならこれぐらいの結果が必要ということなのかもしれません。
松井は2桁ホームランを打っており、この時点でスラッガーの片鱗を見せてますね。
2018年には松井とイチローの間に清宮幸太郎が入りました。清宮は本塁打数が王貞治と同じで、目標としてる人と同じ本塁打数なのが運命めいてますね。
彼らの次に森友哉が来てます。森は打席数は少ないながらもOPS.945でこれは清原和博とほぼ同じです。5年目に1軍主力として活躍しています。
以降は前田智徳・金村義明・野村克也などスラッガーとして名前を残した世代が続き、その後が2020年にメジャー挑戦した、侍ジャパンの4番打者も務めた筒香になります。
以降、坂本・内川などが1軍を経験しています。
石嶺・鈴木健・中村剛・中田翔・山田哲人など、1年目に1軍出場は無かったもののその後スラッガーとして活躍してる選手もいますので、1年目の成績で全てが決まるというわけでは無さそうですね。
まとめてみると、1年目から主力級の活躍をしてる選手がいたり、その後の開花の片鱗を見せている選手がいたり、まだその才能を秘めている選手がいたりと、色々な選手がいましたね。
この結果から活躍する傾向を読み取るのは難しいですが、なかなか面白い結果になったと思います。
高卒ルーキーの2軍成績と、その後の傾向について以下にまとめています。