データで語るドラフト・育成論

成績・データからドラフト候補や若手選手の育成状況についてまとめているブログです。高卒ルーキー・新人王候補・独立リーグの成績は定期更新。

【ドラフト2019】ドラフト候補 目玉・注目選手紹介~大学・社会人投手~

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2019年のドラフト候補について、不定期コラムの形で注目選手を掲載しています。

前回は1位指名候補と評価が挙がっている高校生投手4名についてまとめました。


今回は大学生・社会人の現時点での注目投手についてまとめていきます。

 

大学生・社会人の1位指名候補投手は?

来年のドラフトは前回記事で紹介した4名の高校生投手が中心となり、高校生が豊作になる可能性が高く、大学生・社会人投手は現時点ではそこまで上位候補が出てきてないのが現状だ。

しかし、毎年ドラフトでは1位指名で即戦力候補の投手を指名する球団が何球団か出てきていて、今年も即戦力投手が欲しい球団が大学生・社会人のナンバーワン投手を1位指名することは確実だろう。

そんな球団が指名する大学生・社会人投手は誰になるか?高校生BIG4の記事と同じく4名を挙げてみた。

森下 暢仁(明治大)

杉山 晃基(創価大)

津森 宥紀(東北福祉大

太田 龍(JR東日本

この4名を挙げてみた。現時点ではやや高校生投手の4名よりも知名度が少ないが、それでも4人とも上位候補として既にプロスカウトから注目を集めており、来年リーグ戦や大会で結果を残していけば1位指名の可能性は十分にある投手達だ。

以下に4人についての紹介を記載する。

 

森下 暢仁(明治大)

180cm73kg 右投右打

最速154kmの直球にスライダー・カットボール・カーブなどの多彩な球種を使う右の本格派。腕の振り良く、高い位置からの振り降ろしで180cmながら角度のある投球ができている。この角度を活かした直球と変化球は球威・キレが増す上制球面も安定している。総合力の高い投手で完成度の高さは大学生の中でもピカ1だろう。スカウトからはポテンシャルの高さも評価されていて、更に身体が大きくなり球威もついてくると期待されている。課題としては全体的なまとまりが良い分、突き抜けた部分が足りないところだ。今ドラフトNo.1評価を得るには何かしら突出して良いものが欲しいところで、球速にしても奪三振率にしても、大学の成績にしても、良い成績ではあるが凄い成績では無い。No.1評価を得るためにはより一層のレベルアップが求められる。

 

杉山 晃基(創価大)

183cm88kg 右投右打

最速154kmの直球とスライダー・フォークなどの変化球を使ったコンビネーション主体の投球で、大学でのリーグ戦は現時点で18勝1敗という勝てる投手だ。完投能力も高くゲームメイクに優れている。被安打率が低く奪三振率も高いため、打ちこまれることが滅多にない点も強みだろう。反面、制球面が安定しないところがあり、四球で崩れたり不用意な球を狙い打たれる場面もある。課題としてはこの制球面の改善と、大学野球選手権など他のリーグとの試合での結果が欲しいところだ。東都や六大学に比べるとどうしても1ランク下がって見られるため、そうした評価をプラスにするべく他リーグとの対戦でも結果を残したいところだろう。

 

津森 宥紀(東北福祉大

177cm78kg 右投右打

最速149kmの右のサイドスロー投手。サイドから投げられる球威ある直球は浮き上がり、打者からは球速以上の球威に見えるだろう。変化球はスライダー・シンカーがメインでキレ良く、直球の球威とのコンビネーションで奪三振能力が高い。大学ではリリーフ起用がメインだが、ピンチの場面でも動じない精神力の強さも評価が高く、プロでも即戦力として期待できる。課題はやや制球がアバウトなところで、大学ではアバウトさが逆に絞り辛さとなっていたが、プロでの活躍を目指すなら制球の改善は必要だ。

 

太田 龍(JR東日本

190cm83kg 右投右打

最速153kmの直球は球威と角度があり、威圧感のある投球ができる。カーブ・スライダー等の変化球があるが基本は直球の球威で捩じ伏せる投球が主体だ。変化球はややアバウトでまだ精度やキレを磨く必要がある。高卒社会人なので来年21歳で大学生よりも若く、現時点では素材型としての評価が高い。今年の都市対抗では3試合に登板し、

11回1/3 被安打4 与四球7 奪三振11 自責点0 という成績を残した。

三振を取れる球威が武器で、スケールが大きく将来が楽しみな投手だ。課題としてはまだまだ粗削りなところで、来年1年かけて原石から宝石へと磨かれていって欲しい。

 

まとめ

大学生と社会人の4名の投手を挙げてみたが、4名ともそれぞれ特徴があるタイプになっている。大学生投手は今年は東洋大の上茶谷・甲斐野、日体大の松本、国学院大の清水、八戸学院大の高橋ら5名が1位指名になり、大学生投手の1位指名率が高かった。

来年は高校生投手に注目が集まる年になりそうだが、大学生・社会人投手も高校生投手に無い即戦力としての魅力を活かせると、高校生に負けない1位指名数を得られるだろう。

前回・今回と投手についての記事になり、これで全体的に評価の高い投手についての記載した。次回の記事では注目の捕手について紹介していきたい。

 

前記事(高校生投手 BIG4)

 

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