データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【育成】高卒ルーキー2軍打撃4部門ランキング(2007~2017)

高卒ルーキーの打撃成績が歴代だとどんなランキングになっているか調べてみました。

以下の基準に則ってランキングの表を作成しました。

  1. 2007年~2017年でドラフト指名された高卒野手
  2. 成績に実力が反映されるよう200打席以上の選手を対象
  3. 打率・四球/三振(BB/K)・本塁打OPSの4部門で集計
  4. 各部門のTOP10をランキングで表示
  5. 2017年高卒ルーキーは赤字表示

では打撃4部門のランキング発表です。

 

 

打率編

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打率部門では2014年の森友哉(西武)が1位でした。

打率.341で2位と大差を離しての1位ですので、圧倒的にバットコントロールの良さが表れています。

森が2年目から1軍戦力として活躍していたのを考えると、これだけの成績を残せばもう1軍昇格を掴めるレベルということですね。

2位には淺間(日本ハム)で、彼も1年目の途中から1軍に昇格していたので、打撃は文句無しの状態だったと言えます。

3位には今年の高卒ルーキーの坂倉(広島)が入りました。

この面々の中で3位に入ってるということはバットコントロールの凄さが伺えます。

2017年の高卒ルーキー野手の中では1番打撃の良い選手だと思いますし、彼も来年には1軍昇格し戦力となっているかもしれませんね。

6位にも同じ高卒ルーキーの鈴木将(西武)が入りました。

1年で2人もランクインしてるのは凄いことですし、坂倉・鈴木将は将来1軍主力となり首位打者争いをするようになってくれそうな期待感が持てますね。

 

四球/三振(BB/K)編

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四球/三振部門では近藤健介(日本ハム)が1位でした。

0.92という数値は四球と三振数がほぼ同じということですし、選球眼にとても優れていますね。

今や近藤は日本ハムの主力ですし、三振の少なさと四球の多さは球界随一のレベルですし、このルーキー時代の成績が今の活躍を物語ってるとも言えるでしょう。

2位ではルーキーの鈴木将(西武)がランクイン

2007年以降の200打席以上の打者の中で2位というのは素晴らしいですね。

0.81ですから、5つ三振しても4つ四球を選んでいるということになり、選球眼の良さがはっきりと分かります。

打率部門でも6位でしたから、総合的に見てバットコントロールと選球眼の両方を兼ね備えている打者と言えるでしょう。

これなら将来の上位打線を任されるだろう期待感が持てますね。

5位では坂倉(広島)がランクインしました。坂倉も打率部門では3位の高順位ですし、バットコントロールと選球眼の凄さが分かります。

1年でこんなに打撃の良い選手が2人も出てきたのは本当に凄いですね。

 

本塁打

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本塁打部門で1位は現日本の四番筒香(横浜)でした。

本塁打率が.062で本数で見ても26本。20本以上打ってる打者がいないので圧倒してますね。

日本人の高卒野手で筒香以上にホームランを打てる選手はなかなかいないですし、この1年目の結果が今の活躍を予期した結果と言えそうです。

2位は中田翔でこちらも以前の日本の4番でしたね。やはりまだ日本代表クラスのスラッガーと言えます。

この2人のような高卒スラッガーが現れるのはなかなか難しそうですね。

今年のルーキーでは細川(DeNA)がランクインしました。

本数的には筒香や中田翔のような打者になるには難しそうですが、今年のシーズン終盤に1軍昇格を果たし、いきなり2試合で2本のホームランを打つ鮮烈なデビューを果たしました。

その後クライマックスシリーズ日本シリーズにも出場し、打席に立つなど大きく成長した1年目だったので、来年以降の飛躍が楽しみですね。

 

OPS編

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OPSランキングでは1位が森友哉(西武)でした。

打率ランキングでも1位で、打撃の良さがそのままOPSにも反映された形ですね。

2位で本塁打ランキング1位の筒香が入ってますし、総合的な打撃を評価する基準としてOPSは見ることができそうです。

このランキングで高卒ルーキーは坂倉(広島)が入りました。

打率と四球/三振部門でランクインした坂倉はこの11年間の選手の中でも5位に入るOPSを残し、将来はチームの主軸になれる力を持っていることが見えてきますね。

坂倉のこれからの活躍を楽しみにしています。

 

まとめ

打撃の4部門をそれぞれランキング形式にしましたが、今年のルーキーがどのランキングにも入っていて、将来を期待できる選手が多いことが見えてきましたね。

坂倉(広島)と鈴木将(西武)は将来首位打者のタイトルを獲得する力を持てる期待がありますし、細川(DeNA)も本塁打王を目指せるスラッガーの素質を持ってるでしょう。

彼らをしっかり育てて、タイトルを獲れる選手にして欲しいものです。

そして来年は今年のドラフトで7球団競合した歴代でもピカ1の高校生スラッガー清宮(日本ハム)がプロ入りしてきます。

他にも安田(ロッテ)・村上(ヤクルト)・中村奨(広島)などがいますし、この高卒ルーキー打撃ランキングも記録を塗り替えられる可能性が大いにありそうです。

そうなるのに期待しつつ、新しいルーキー達に注目したいですね。

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