データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【育成】2017年 パリーグ チーム別打席数TOP10

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昨日アップしたセリーグチーム別打席数のパリーグ版です。

www.hamanontan-baseball.com

 

選手育成の状況や誰を重点的に育てているかなど、パリーグのチームでも振り返ってみましょう。

TOP10の平均年齢が若い順に記載していきます。

 

日本ハム

ここが1番なのはまぁ予想通りと言えましょう。

平均年齢が21.7歳はダントツの若さですね。これはセリーグを含めた12球団でも最も若いです。

育成の日本ハムの名前通りで、選手たちを見てもここ数年以内の高卒か、大卒の1~2年目が主なメンバーになっています。

一番年齢が高いのが大卒4年目の岡ですから、ベテランどころか中堅どころすら10番以内に入ってませんね。

来年は超大型ルーキー清宮が入ってきますし、高卒を沢山指名したのでまた若返りそうです。

 

楽天

楽天の育成は表を見るとかなり興味深い内容です。

まず3番手までが内田・村林・八百板と若手でそれぞれにしっかりと400打席を与えています。

これは意識して育てているといえますし、今後の成長が期待できる3人と言えましょう。

4番手以下を見ても全体的に20代中盤で若く、全体的に若手を積極起用しているのがうかがえます。

さらに、打席数平均に注目してみると327打席でパリーグの中でトップです。

これはセリーグを入れた12球団でもトップで、チーム内で重点的に育てる選手を決めてしっかりと打席数を与えているのがはっきり見えてきます。

こうした点から2軍の若手育成に本腰を入れた形ができており、来年以降で若手が躍進してくるようなチームに変わっていく可能性があり楽しみですね。

 

ロッテ

1軍は最下位に沈んだものの、2軍では若手を中心にした起用ができていました。

ほとんどが20代前半の若手で、三家や平沢など今後楽しみな選手がいますし、若手を育てる形はできてきていますね。

ただ気になるのが打席数平均で、パリーグの中で一番少ないです。

セリーグを加えた12球団でも一番少なく、若手を起用しつつも打席数をもっと与えるべきなのではないかと見ることもできます。

今年のロッテはかなり選手のやりくりに苦労していたようですし、1軍と2軍の入れ替えも他球団とは比べ物にならないぐらい多かったと思いますが、そのせいで2軍でじっくり育成する形がつくれていなかったのが見えてきます。

1軍事情を考えると入れ替えせざるを得なかったのは分かりますが、しっかり育てるべき選手は育てないとなかなか育成の効果が出ないと思うので育成方針はしっかりと立てて欲しいですね。

 

オリックス

TOP10内に若手もベテランもいる形で、育成と調整の両方を併用しているように見えますね。

育成としては宗を400打席以上起用してしっかり育てようという意図が見えますが、その後が岩崎・杉本・伏見など20代後半以降の選手たちになっていて、他球団に比べるとやや調整の意味合いが濃い起用になっていますね。

20代前半の日本人が宗・園部・吉田・岡崎の4人だけというのは寂しいところで、日ハムとまではいかなくても半数以上は若手を育てたいところです。

ベテランというほどの年齢層の選手はいないので、育て方次第で色々と変えていけそうに見えます。

 

ソフトバンク

3軍制のソフトバンクの平均年齢が高くなってしまうのは仕方ないですが、2軍でも20代前半の若手を積極起用している様子が見えます。

4番手までが25歳以下ですし、茶谷や栗原など期待の若手をしっかり試合に出して育てている様子も見えるので、育成に力を入れているのは見えますね。

ベテランの吉村と長谷川がいるので平均年齢が上がってしまっていますが、彼らを除けば若手重視の起用と言えるでしょう。

448打席の釜本は育成選手出身ですし、またこれで1軍の主力として育ったらソフトバンクの3軍制がしっかりと機能していることになりますね。

 

西武

平均年齢が1番高いのが西武になってしまいました。

まあしかし内訳を見ると鬼崎と木村昇が思いっきり平均年齢を引き上げてますが、打席数上位陣は若手を起用してますしルーキーの鈴木将もしっかり育てて結果が出つつありますので悪い状態とは言えませんね。

その木村と鬼崎が今オフ戦力外になりましたので、ここに若手を入れて育てる形はできるようになりました。

西武も本来は選手育成に定評がある球団なので、この中の打席上位陣の若手が将来的に1軍戦力になってくるよう育てられると強みが増しますね。

 

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