データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【育成】2017年 セリーグ チーム別打席数TOP10

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各球団の2軍育成を振り返る、ということで各球団のこういうデータを集めてみました。

2軍は主に若手育成の場とされていますが、誰を優先的に起用しているか、何打席与えているかなどに注目してみましょう。

 

 

DeNA

TOP10の平均年齢ではDeNAが最も若く22.7歳。

次が広島の25.1歳ですから2歳以上平均年齢が若く、これは特に若手を優先起用してると言えるでしょう。

選手の内訳を見ると、今年シーズン終盤1軍に上がり、いきなり2本のホームランを打ち度肝を抜いたルーキー細川が打席数トップ。

2軍でしっかりと育成していた結果が、このインパクトある1軍デビューをモノにしたと言えるでしょう。

他にもルーキー松尾、2年目の網谷がTOP3にランクイン。

ランキング内はほぼ20代前半の若手で、チーム全体で若手を試合に出して育てようという意識が見えます。

 

広島

2番目に平均年齢が若いのが広島。

こちらも若手の育成力に定評があるチームで、想定通りの結果と言えます。

外国人のメヒア・ペーニャがTOP10に入っていますが、メヒアはまだ若い選手ですし、他にも桒原やルーキー坂倉など20代前半の選手を積極起用しています。

ルーキー坂倉は2軍で素晴らしい好成績を残しましたし、期待の若手でこれからの成長が楽しみな選手ですね。

広島は1軍レギュラー陣が分厚いので、彼らの後継者を今のうちに2軍で育てておきたいですね。

 

ヤクルト

3番目はヤクルトと中日が同数でした。

ヤクルトは2年目で20歳の廣岡をしっかり育てようという意図が見えますね。

チーム内ダントツの打席数ですし、育成に徹底してると言えます。

他にも2年目の渡邉や、奥村など20代前半の選手を上位で起用していますね。

ただ、打席数2位の原泉と3位の榎本を戦力外としたので、今年せっかく350打席以上を与えていた選手を2人も放出してしまったのはどう評価すべきか難しいところです。

 

中日

3番目の中日は20代中盤の選手がTOP10に多いですね。

数年前まで社会人野手の指名が多かったので、中日にとってはこの年代が「若手」といえるところなのでしょう。

400打席以上の選手がおらず、逆に200打席以下が3名もいるなど1人あたりの打席数が少なめです。

打席数平均だとヤクルトと60打席分あいてるので、単純に中日のTOP10はヤクルトのTOP10よりも600打席少ないことになります。

誰か期待の選手を成績関係無く重点的に試合に出させるなど、チームとしての育成方針を立てて育てるようにした方が良さそうですね。

 

巨人

5番目が巨人です。

巨人は3軍制をとっていて、育成枠などの若手はそちらに出ることが多いため2軍は控え選手が占めていると考えると、この平均年齢は納得できるともいえます。

力を入れて育成してるのは吉川と岡本で、どちらも400打席近く与えていますね。

30歳以上の堂上や松本も打席数が多いですが、彼らはどちらもオフに退団となったため、来年はここに若い選手を起用することもできそうです。

あとは3軍から期待できる若手が上がってくれば2軍も育成の場として機能してきそうですね。

 

阪神

最後が阪神となりました。

阪神はTOP10に30代の選手が4名もいるなど、他球団と比べても中堅・ベテランの起用が多いです。

20代前半だと植田・板山・江越などがいますが、ここに入っていない選手だと北條や大山がいて、彼らは既に1軍で活躍できているので若手が育っていないわけではないですが、そうなると2軍はもっと若手を入れて育成の場としていきたいですね。

オフに新井良太と狩野が引退しましたしドラフトでは複数名野手を獲得したので、来年はここに若い選手を入れて将来へ向けた育成ができる環境づくりができるようになると良いですね。

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