データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】藤嶋健人(投手・東邦高) 選抜後

3年春の選抜後の記事になります。


東邦 藤嶋健人(3年春)

選抜前の記事はこちら

プロフィール

藤嶋 健人(ふじしま けんと)

生年月日:1998年 5月 8日

176cm 80kg

右投右打

最速 146km

愛知県出身

 

データ

15年選抜高校野球大会成績

・投手

2試合 16回2/3 防御率1.08 WHIP1.08 K/BB1.56

被安打率4.86 奪三振率7.56 与四球率4.86

・野手

2試合 8打数 3安打 1打点 1四球 1三振 0盗塁

打率.375 出塁率.444 長打率.500 OPS.944

 

防御率・WHIP・被安打率・奪三振率は悪くない数値ですが、与四球率がやや高めです。

内訳を見ると、1回戦を1安打11奪三振無失点で完封しましたが、2回戦で被安打数がやや多めになりました。

与四球数は1・2回戦共にやや多めで、不要な四球を出すことが多かったですね。 

とはいえ大崩れしたというわけではなく、投球内容は十分ドラフト候補として評価できるでしょう。

打者としては、2試合とも安打を放ち、2塁打も1つ出ました。

2回戦で2安打を打ちましたが、点に結びつけることができなかったため完封負けを喫してしまいました。

 

投球考察

センバツ前と比較すると投球フォームがとても改善されたと思います。

肩肘の使い方がしなやかで直球にはノビがありました。

持ち球のカーブは精度が高くなり決め球としても使えるほどのキレを持っていました。

1回戦ではこの直球とカーブのコンビネーションが見事に決まり、相手打線を完璧に封じることができていました。

2回戦ではこのカーブがやや決まりづらく、直球だけでは相手打線に粘られてしまい、苦しい投球になってしまいました。

秋に比べたら見違える内容でしたが、まだ安定感に改善の余地があり、夏までの課題になってくるでしょう。

打撃面でも十分アピールができていました。

捉えた時の打球は力強くノビがあり、強打者としての評価は損なわれていないでしょう。

ただ、パワーに頼った打撃になりがちの側面が選抜で見えました。

いわゆる当てただけでも内野の頭を超えるため、しっかりとミートできていない状態でも安打となっていました。

高校レベルではこれで安打になっても、プロを考えるとこの打撃では打てなくなりますので、自分のフォームやスイングをもう1度しっかりと見直した方が良いと思います。

エースで4番という身体能力があるので、それを存分に活かせるようになってほしいですね。

 

将来性・タイプ

投手としても野手としても十分将来性のある選手になってますね。

投手として進むなら、安定感を高めて、変化球の球種を増やすことが大事になってくるでしょう。

素材を考えたらまだまだ球威も上がるはずです。

打者としては素材に頼り切らず、技術面をさらに磨くことが大事になってきますね。

今はエースで4番ですので、どちらもより良くしていくことを第一に考え、夏の大会へ向けてしっかりと準備をしていくことが大事でしょう。

 

ドラフト指名予想

選抜で更にスカウトの評価が高まったと思います。

素材や身体能力を考えたら、上位指名の可能性も出てきました。

ソフトバンク日本ハムなど、素材を活かす育成をする球団や、藤嶋選手を育てる自信のある球団は指名する可能性が高いでしょう。

秋の時点では打者としての評価が高かったですが、今は投手としても評価が高くなっています。

 

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