2020/11/24の横浜DeNAに関するニュースです。
横浜DeNAはスターリン・コルデロ投手と育成契約を結ぶことを発表しました。
どんな投手?
スターリン・コルデロ投手は今季までMLBのパドレス傘下でマイナー契約していた投手で右投右打、年齢は22歳です。まだルーキーリーグとA-のマイナーリーグでの経験のみでMLB経験はありません。リリーフ登板が多く、DeNAとしてもリリーフの素材型投手として獲得した意図がありそうです。
身長202cm、体重100kgと2m超の大型外国人で、DeNAでは今のところ最長が国吉・ピープルズの196cmなので球団でも最高身長の選手になります。
過去に斎藤隆が注目していた
このスターリン・コルデロ投手ですが、過去には斎藤隆が注目していたという記事がありました。
2016年の記事になりますが、ルーキーリーグを視察していた斎藤隆が、当時17歳で登板していたスターリン・コルデロ投手について驚き、目を奪われていたと記載されています。
この当時はまだ粗削りで、斎藤隆自身も「とても1、2年でメジャーに出てくると言う感じではない」と述べていますが、3、4年後には期待できるようなダイヤの原石としています。ここから丁度4年が経ち、スターリン・コルデロ投手はまだMLBに挑戦するまでには至っていませんが、まだ22歳という年齢を考えると、ここから大きく育っていく可能性は十分あります。
DeNAに来てしっかりと技術を磨いて活躍して、十分な実績を残したらMLBへ挑戦するチャンスを掴めるかもしれません。
DeNAにとってもスターリン・コルデロ投手にとっても、どちらも今後にプラスになるような入団になると良いですね。
来年も神奈川FDへ派遣継続か
スターリン・コルデロ投手と育成契約したことで、DeNAの育成外国人は5人になりました。(レミー・コルデロ投手、ディアス投手、デラロサ選手、シャッケルフォード投手、スターリン・コルデロ投手)
シャッケルフォード投手は春季キャンプ中に支配下登録される可能性が高いと思いますが、それでも育成の外国人選手が4人もいるので、今年と同様に育成選手をBCリーグの神奈川フューチャードリームスへ派遣する可能性は高いです。
今後もおそらく支配下登録の外国人選手を獲得すると思いますし、そうなればチーム内の外国人選手は10人前後まで増えることになるでしょう。選手が増えるとその分、試合へ出していくのが難しくなりますが、そのために今季は神奈川FDへの派遣を行いましたし、来年も派遣しながら外国人選手を育成する方針を取っていくのだと思われます。
巨人などでも育成選手から支配下登録を勝ち取った外国人選手がいますし、同じような形で育成して、数年先を見据えた補強としていけると良いですね。
あとがき
ちなみに気になる点が1つあり、登録名をどうするかです。
コルデロ投手が2人になるので、R.コルデロと、S.コルデロにするのか。それとも「レミー」と「スターリン」にするのか。仮にスターリンとなった場合は名前的に非常に注目を集めそうですね。笑
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