直球でグイグイ押していくリリーフタイプ
動画
秀岳館先発の2年生 川端健斗投手/北海(南北海道)-秀岳館(熊本)_第98回全国高校野球選手権大会準決勝_2016.08.20
総評
直球主体で球威で押していく投球で、まさにリリーフタイプ
直球は空振りを取れる球威で、肘を柔らかく使ったノビのある投球ができている。
チームメイトでエースを争う田浦とは同じ左腕だが、田丸が変化球を含めた総合力で勝負する投球なのに対し、こちらは直球でガンガン攻めていく投球で大きく異なる。
ただし動画を見ても分かるように制球がバラついている。
狙ったところに投げるというよりも、ストライクゾーンに入るか、ボールゾーンでも空振りを取れれば良いというような投球で、制球面は課題と言えるだろう。
直球1本の球威で押していくにしても、今は抑えられるがプロから見たらまだ球威が足りないと思われるだろうし、少なくとも140km後半の球速で投げれるようにならないと厳しい。
リリーフとしてなら、変化球の決め球も1つは欲しいところだ。
これら課題を修正してこれると、田浦以上の評価が得られるようになってくるだろう。