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【横浜DeNA】伊勢 大夢 投手への期待・成績【2021年】

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2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。

今回は伊勢 大夢 投手です。

2020年の振り返り

伊勢投手は2019年ドラフト3位指名、明治大出身の大卒右腕です。

サイドスロー気味のフォームから最速154kmの直球と、キレのあるスライダー・カットボール・チェンジアップなどの球種で、大半はストレートで押していく投球になっています。注目すべきは奪三振能力の高さで、主にストレートとスライダーのコンビネーションで三振を奪っていくスタイルです。

今年は1軍で33試合に登板して35回 防御率1.80 4ホールドと1年目から1軍のリリーフの一角に入ってチームに貢献することができました。

この活躍ぶりを球団も評価し、オフの契約更改では倍増以上の2100万(1100万UP)となりました。伊勢は来季に向けて、パットンが退団したことを受けてパットンが務めていた右のセットアッパーへの意欲を示しており、来年春から三浦新監督へアピールしていくことを誓いました。

DeNA伊勢1100万円増、セットアッパー意欲 - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

 

2021年に期待すること

1年目から活躍することができましたが、立場的にはまだまだ中継ぎの1人としてで、右のワンポイントやロングリリーフ、オープナーの先発など様々な役割を任されていました。ただ、その中でも結果を残してきたことで、2021年はもっと重要な役回りを任されるようになることを期待しています。

具体的にはパットンが抜けた7・8回を任せるセットアッパー。抑えに繋ぐ勝ち継投の一角として、より盤石な投球ができるようになって欲しいですね。

そういった期待を込めて来季に期待するのは「50試合 20ホールド 防御率3.00以下」です。2020年のパットンのリリーフ時の成績が「56試合 19ホールド 防御率3.83」だったことから、パットンと同格の投球ができるようにと期待を込めました。

DeNAとしては久しぶりにルーキーから活躍したリリーフですし、これから先を担う存在として、大きく期待されていることでしょう。次代のリリーフの柱となれるよう、期待しています。

 

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