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【横浜DeNA】三上 朋也 投手への期待・成績【2021年】

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2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は三上 朋也 投手です。

 

2020年の振り返り

三上投手は2013年ドラフトで4位指名された社会人のJX-ENEOS出身の右腕で、1年目から抑えに抜擢されるなど大車輪での活躍をしていました。

その後は中継ぎ起用になりましたが毎年1軍で活躍を続け、2018年までの5年間の内3年で60試合以上登板し、その活躍ぶりが評価され2019年には年俸1億に到達しました。ただ、2019年は肘の故障の影響でクリーニング手術などがあり、1軍での出場が一気に減り6試合の登板に留まりました。2020年も10試合に留まる等、手術の影響が大きく2年間なかなか結果を残せない状態になっています。

ただ、2軍では2020年は22試合に登板して内容も良く、手術の影響は無くなってきているようにも見られ、年齢もまだ31歳ということでここから再起する可能性は持っているでしょう。球速も1軍昇格時に150kmに到達していてまだまだ球威がありますし、内容自体は悪くないです。2021年は2軍で三上のことを見ていた三浦2軍監督が1軍監督になりますし、復調ぶりを三浦監督も評価していればまた1軍で起用される可能性はありそうです。

 

2021年に期待すること

元々は抑えを任されたほどの安定感のある投手で、その力が復活して2021年は再起の年になることを期待しています。その期待として「65試合 防御率3.00 25ホールド 奪三振率9.00」という成績を残して欲しいです。これは三上のキャリアハイの成績で、また全盛期の状態に持ってくることを期待してこの成績にしました。

1軍はセットアッパーを務めていたパットンが退団したことで、右のリリーフがやや手薄になっています。シャッケルフォードや風張を獲得したとはいえ、現状右のセットアッパーは空席と言えますし、そこに再起した三上が入ってフル回転の活躍を見せてくれる可能性もあると思います。2021年は年俸が大幅に下がってしまいましたが、ここで活躍してまた1億円に到達するような結果を残して欲しいですね。

 

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