2021年へ向けて、選手１人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は石川 達也 投手です。
2020年の振り返り
石川は2020年のドラフト育成1位で指名された、法政大出身の左腕です。
大学４年時は左手首骨折の影響で春は登板せず、秋に１試合の登板に留まっていました。ですがDeNAスカウトが春の時点ではロッテドラ１の鈴木投手と同等の評価をしていたとコメントしており、即戦力として期待するとコメントを残すほどですし、育成指名とはいえ既に支配下を見据えた指名と言えるでしょう。
最速146kmの直球とスライダー、スプリット、カット、カーブ、ツーシームなどを織り交ぜる投球スタイルで投手として引き出しの幅が広いですし、三振を奪えるキレがあります。
大学ではあまり長いイニングを投げず、短いイニングを全力で抑えるリリーフのスタイルで、DeNAとしてもリリーフで活躍を期待しているとコメントを残しています。
横浜市出身で横浜高校を出ており純粋な地元の選手ですし、是非活躍して地元を湧かせてほしいですね。
2021年に期待すること
球団から即戦力として期待するというコメントも既に出ていますし、まずは早期に「支配下登録」を達成して欲しいです。その上で１軍でリリーフとして「30試合登板」できることを期待しています。
DeNAのリリーフ陣は2020年に奮起してくれましたが、オフにパットンが抜けましたし山﨑康も2021年オフにMLB挑戦する可能性があります。来季の主なリリーフ陣の年齢を見ても、三嶋・平田・武藤・国吉・三上らは30歳以上になります。ドラフトでは社会人左腕の池谷を支配下で指名してますし、外国人リリーフのシャッケルフォード獲得や、戦力外の風張を獲得するなどリリーフ陣は世代交代が求められてきましたし、その中で石川も結果を残して１軍に入っていけるようになって欲しいです。
【横浜DeNA関連の記事】
