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【横浜DeNA】関根 大気 選手への期待・成績【2021年】

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2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は関根 大気 選手 です。

 

2020年の振り返り

関根は2020年で高卒7年目を迎えた外野手です。1年目に2軍でかなり良い成績を残し、1軍昇格時にも結果を残して注目を集めていました。2年目から本格的に1軍に帯同する機会が増え、1軍戦力として期待されていましたが、打撃面での伸び悩みや守備面での粗さがあり、以降徐々に1軍での出場機会が減ってきています。

2019年には1軍で26打数1安打という結果に終わって、2軍では打率3割以上の結果を残していても1軍で結果が残せないという典型的な2軍の帝王となりつつあります。本人の身体能力や野球への取り組む姿勢などを考えると、1軍で結果を残せる可能性は十分にありそうですが、1軍と2軍で打撃の質が全然違ってしまいなかなか本来の実力を出せていない状態ですね。

そういったこともあって2020年は1度も1軍昇格が無く2軍暮らしになってしまいました。2軍では打率3割の結果を残せているので、もはや2軍で結果を残せるかどうかの問題では無さそうです。2軍ではチーム内で宮本に次ぐセンターを任されており、2020年にセンターを守っていた梶谷が2021年からいないことから、1軍昇格のチャンスがきています。もう高卒で7年もいますし、ここから先は結果を残せないと残留が厳しくなるでしょう。2021年に1軍昇格の機会を掴み、何としても結果を残す必要があります。

 

2021年に期待すること

2021年の関根は高卒8年目で26歳になります。ここから先はもう1軍で結果を残さなければ生き残れない年代に入ってきますし、現在のDeNA外野手を見ても、関根より若い世代で宮本・細川・蝦名などが出てきています。梶谷が移籍したことで2021年のドラフトで外野手を指名する可能性が高いですし、外野は関根より若い世代が大半を占めることになるでしょう。なので何としても1軍で結果を残す必要があります。

そこで期待する成績は「100試合 200打席 打率.280 5本塁打 10盗塁 OPS.750」です。

2021年、DeNAの外野はおそらく両翼が佐野とオースティンでほぼ固定されるでしょう。残ったセンターも神里がレギュラー候補の1番手にいて、他に桑原や乙坂が競っている状態です。関根としてはこの熾烈な外野争いの中で、首脳陣に自分の存在をアピールしていかなければなりません。

そこで打撃面ではこれらの成績を期待したいです。100試合出るには1軍に常駐しないと難しいのでまずは1軍に常駐できるよう首脳陣から信頼を勝ち取ることが大事です。その上で200打席 打率.280 5本塁打 OPS.750という打撃を期待します。関根はパワーヒッターではありませんが、2軍でもホームランを打てる打力はありますし、近年2軍では打率3割打てているので、それを1軍でも発揮できればこれらは達成可能だと思います。かつ関根の長所の足を活かした10盗塁。これは代走起用が増えると思うので、そこでアピールする材料として欲しいです。

関根の長所として、外野ならどこでも守れるユーティリティ性があり、特に両翼の守備はチーム内でも高いレベルになってきているでしょう。なのでセンターのレギュラー争いに入りつつ、両翼の佐野とオースティンの守備固めにも入れる選手として守備面でアピールしていくことが大事ですね。

関根はレギュラーとして外野の一角に入ることは難しくとも、代打・代走・守備固めなので1試合の内必ず1度は起用されるような、そういう便利屋としての働きをアピールしていくのが1軍残留の1番の近道になると思います。

はっきりいって現状では外野手の中でも1番苦しい立場で、今季結果を残せなければオフに放出される可能性は高いです。個人的に関根は入団時からかなり期待を寄せていた選手で、才能やポテンシャル、野球に取り組む姿勢などはどれも高いレベルにあると思っています。そういう選手が開花せずにチームを去っていくのは非常にもったいないと思いますし、何としても今季1軍で活躍してチームに残って欲しいです。

 

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