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【横浜DeNA】練習試合 入江好投・山本に適時打【ニュース】

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2/27の横浜DeNAに関する主なニュースをまとめました。

 

入江、練習試合で3回1安打0失点の好投

2/27の日本ハムとの練習試合で入江が先発登板し、3回1安打0失点で抑えて好投しました。入江は前回の練習試合では2回3安打3失点と良くない結果でしたが、今回は修正することができ、良い結果に繋げられました。

最速149km、前回よりも直球はしっかりと走っていて、日本ハムの大田や渡辺諒ら速球に強い打者から見逃し三振を奪い、強打者の中田翔にも直球で押して遊ゴロに打ち取りました。

入江は大学時代から力みによる投球の波があり、前回登板ではそれが悪い方向へ出ましたが、今回は球に力を伝えることができ、しっかりと投げることができました。プロでローテで活躍するには安定感が必要で、この力みによる調子の波も抑えていけるようにすることが今後の課題になるでしょう。

登板内容を見て、三浦監督は前回からの修正能力を評価。ロメロやピープルズなど外国人先発が開幕に間に合いそうにない中で、ローテ候補として期待していると思いますし、結果を残してくれて嬉しかったことでしょう。

 

山本、入江を好リード・自身も適時打で攻守で活躍

入江の登板では山本がスタメンマスクを被りました。前回からの修正を見せた入江でしたが、山本の好リードも陰で光りました。

入江の直球の状態の良さを活かし、強打者の中田翔には外角直球の連投で遊ゴロに打ち取りましたし、変化球の使いどころも良く入江の長所を引き出しました。

打撃でも5回1死二、三塁の場面で変化球を左翼線に運ぶ2点タイムリーを打ち結果を残しました。前打者の牧が犠打を決めて二、三塁の形にしたところでのタイムリーなので三浦監督の期待通りの結果を残したと言えるでしょう。

三浦監督が期待している選手の1人ですし、攻守で存在感を見せたことで、開幕1軍入りの可能性が高まってきました。入江との相性が今後も良ければ、入江専属として1軍にいることも可能だと思いますし、オープン戦でも結果を残して1軍に残れることを期待したいですね。

 

三嶋初実戦、1回1失点も監督評価変わらず

昨年抑えを任された三嶋が今年初実戦登板しました。

初実戦は1回1安打1死球奪三振1失点という結果で、死球やけん制悪送球などミスもあり、課題が見えてきました。今回は捕手の伊藤光と話し合って、全部の球種を投げることをあらかじめ決めていたため、この投球で調子の確認や次の課題を洗い出す目的があったのでしょう。

三浦監督としても、こうした意図のある投球と分かっていたことで三嶋の結果に関しては言及せず、初の実戦登板ができたことを評価しました。

 

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