データで語るドラフト・育成論

プロ野球ニュース解説、ドラフト候補紹介、野球関連の持論・考察・寸評などを記事にしています。

【横浜DeNA】ドラフト指名ルーキー入寮・田中俊太入団会見

f:id:hamanontan:20210106225553p:plain
最近の横浜DeNAのニュースについてまとめてみました。

 

ドラフト指名ルーキー入寮

ルーキー達が持ち込んだものは?

6日に2020年ドラフトで指名されたルーキー達8名が、横須賀の2軍施設「DOCK」に併設された「青星寮」へ入寮しました。

入寮は毎年恒例のことですが、今年もコロナの影響は続いていますし、これから始まる寮生活や自主トレも今まで通りとはいかない部分も出てくるでしょう。ですがせっかく縁あってDeNAの選手となれたのですから、今後の活躍を信じて期待したいですね。

入寮時の恒例と言えば、持ち物チェックですが、今年のルーキー達はどんな物を持ち込んだのでしょうか?

  • 入江投手は応援してくれている方々からの手紙
  • 牧選手は長野若穂リトルシニア時代の仲間が寄せ書きしたバット
  • 松本投手は横浜高校時代の野球部元監督の渡辺元智氏から授かった色紙
  • 小深田選手は履正社の先輩で現阪神・井上広大選手から貰ったバット
  • 池谷投手は両親から貰ったマットレスと、高校時代の幼馴染に貰った手作りモンチッチ人形
  • 高田投手は祖母が畑で育てたみかん約10個(静岡の特産品)
  • 石川投手は地元の友達に寄せ書きしてもらったチョッパーのぬいぐるみ
  • 加藤投手はマネジャーからもらったお守りと、松下幸之助の著書「道をひらく」

それぞれ想いのこもった持ち物で、どの選手も色んな方から応援されているのが伝わってきます。これからも沢山の人が応援すると思いますし、その期待に応えられるような活躍を見せて欲しいですね。

チョッパーにモンチッチ!? DeNA新人8選手が入寮で持参したものとは… - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

田中俊太入団会見

巨人へFA移籍した梶谷の人的補償としてDeNAは田中俊太を獲得しましたが、その田中俊太選手の入団会見が5日に行われました。

背番号は「38」になり、田中俊は「環境が変わることをチャンスと捉えてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と意気込みを語りました。

梶谷FA移籍決定からわずか4日 DeNA編成トップが語る田中俊太スピード獲得の舞台裏 | Full-Count

獲得理由・三原球団代表の意図

三原球団代表から田中俊獲得の経緯を語られましたが、巨人からプロテクトリストを受け取る前に編成部としっかりシミュレーションしていて、リストを受け取って田中俊が獲得可能と分かったため、すぐに決めたという旨を話していました。おそらく田中俊は獲得したい候補の中でも評価が高い方だったのでしょう。

内野手の田中俊を選んだことについては、投手をしっかりプロテクトされていた可能性もありますが、個人的には野手を獲得する可能性が高いと考えていました。

理由として戦力外やFA移籍などで野手の人数が結構減っていたこと(田中俊獲得前は3名減)というのがあり、人的補償で投手を選んでしまうと野手補強の手段がかなり難しくなるため、ここで野手を獲得する必要があると考えていました。

その後外国人投手のロメロを獲得しましたし、育成でも外国人投手を獲得するなど、外国人は投手という形で動いていたと思われますし、人的補償で野手を獲得するのは予め決めていたのだと思われます。

田中俊に求める役割としては内野全般の層を厚くすることで、特に固定できてないセカンドや、宮崎の後釜のサードというのはかなり意識していると思います。ドラフトで牧を指名しましたし、伊藤裕もいるので今季は熾烈な競争になりそうです。

 

【横浜DeNA関連の記事】

 

 

【よく見られている記事】

【スポンサーリンク】