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【横浜DeNA】山﨑康ポスティング断念。来季オフに結果を残して挑戦へ

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2020/12/13時点の、横浜DeNAに関するニュースをまとめました。

山﨑康、今季ポスティング移籍断念

昨年オフに、MLB挑戦の希望を球団に伝えたが

ポスティングシステムによるMLB移籍への申請の締め切りが12/12でしたが、DeNAの山﨑康は申請しなかったため、来季のMLB移籍が無くなりました。山﨑康は以前からMLB挑戦への意欲を示していて、昨年オフの契約更改時には球団側へその意思をはっきり示していました。

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昨年は早いうちにMLBへ挑戦したいという意欲を示していたので、今オフにMLB挑戦を行うためのポスティング申請を行うかと思われましたが、6日のファンフェスでは来季はチームで結果を残すことを話しており、本人も来年はMLBへ挑戦する考えを持っていないことを明らかにしています。

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MLBへの移籍の思いがあった山﨑康が何故ポスティング移籍の申請をしなかったのか、その理由が本人の口からは現時点ではっきりと出ていませんが、おそらく今季の成績から、このままでは良い条件でMLBと契約できないと考えたからだと思われます。

今季の山﨑康は 40試合 38回 0勝 3敗 6S 8H 防御率5.68 WHIP1.74 という成績でした。

キャリアでも間違いなくワーストの成績で、何より怪我でも無いのに抑えを下ろされ、2軍落ちまで経験し、山﨑康にとって非常に苦しいシーズンとなったでしょう。来季国内FA権を取得するだけの1軍起用日数は得られたので、海外FA権取得まではまだ最短の期間で取得が可能となっていますが、この点は球団の温情で起用して貰っていたようにも見えます。もちろん今オフにポスティング申請することは可能でしたが、球団にここまでしてもらっていて最後に結果を残せずにMLB挑戦するのは、山﨑康本人としても納得がいかない部分があったのかもしれません。

 

来季結果を残して挑戦を

山﨑康自身にはまだMLB挑戦したい気持ちは持っているでしょうし、MLB側でも山﨑に対して注目が集まっているという記事があるので、来季オフにもMLB挑戦する可能性はまだ十分あるでしょう。

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ただ、そのためにはやはり結果を残すことを第一に考えていると思いますし、山﨑も来季へ向けての思いは並々ならぬものがあると思います。1ファンとしても山﨑康のこれまでの活躍は誇れるものだと思いますし、MLB挑戦するのは全力で応援したいとは思いますが、そのためにはやはり来季1軍でしっかり結果を残して、安心してMLBに挑戦することを応援できるようになっていて欲しいです。

期待値としてはやはり抑えへの復帰、それもしっかり結果を残して実力で復帰することで、抑えとして文句のない結果である「セーブ王」のタイトル奪取も望みたいです。横浜DeNA「守護神」としてMLBへ挑戦することを願っています。

 

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