2020/12/05朝時点の横浜DeNAに関するニュースをまとめました。
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【横浜DeNA】契約更改情報・東2月実戦復帰・FA権行使者情報 - データで語るドラフト・育成論
契約更改途中経過・増額選手続出
12/4時点での契約更改の結果をまとめました。
順位は4位でも増額選手続出。コロナの影響を受けず選手も安心
12/4終了時点でDeNAは35人の選手と契約更改を行いました。その中でも増額選手は20人と半数以上で、今季4位で終わったとは思えぬ好待遇で進んでいます。DeNAは査定基準がしっかりしている方ですが、コロナ下で球団の収益も下がっている中でも、昨年までと変わらぬ査定で結果を残した選手にはしっかりと評価する形になっていますね。
この点は選手としてはとても安心できることだと思いますし、まだ契約保留者が1人も出ていないことが何よりそれを示していると言えるでしょう。
今後は高額年俸選手が契約更改してくるので、まだまだ全体として増額になるのかどうかは分かりませんが、ひとまず現時点では安心できることだと思います。
国吉、リリーフでフル回転し大幅増額。来季は若手の手本に
国吉が現時点でトップの増額となっています。
国吉は今季42試合に登板して3勝4敗10ホールド、防御率3.13という成績でした。シーズンは1軍でほぼ完走しましたし、昨年に比べてホールド数や防御率が改善しています。中継ぎの一角として十分な活躍ができたと言えますし、この点が評価されたのでしょうね。
来年はプロ12年目で30歳を迎えます。若手が入ってきていることを考え、年長者としてしっかりまとめていき若手のお手本となるなど、中堅選手らしいコメントを残しました。
三浦監督とは監督が現役時代に共に自主トレもしたことがある関係。とても恩があり「恩返ししたい」と誓いました。
若手時代からずっと三浦監督と一緒にやってきましたし、きっと今まで以上に奮起してくれることでしょう。
柴田大幅増額・来季は打率3割・守備率アップ・ショートレギュラー
柴田は契約更改で自身初の5000万円台に到達しました。
今季はシーズン通して1軍に定着。主にセカンドとショートを守り、スタメンでない場合は終盤の代打や守備固めなどでも活躍するなど、ユーティリティプレイヤーとして大きな貢献をしました。
チーム内でも出塁率が高く、選球眼の良い選手で希少な存在となっていて、この点が評価されたのだと思います。
ただ本人はまだまだ現状に満足しておらず、来季の目標として打率3割・守備率アップを掲げました。そして今後台頭していくためにも、今のユーティリティの便利屋での役割に甘んじているのではなく、しっかりとレギュラーを奪取することを誓い、ショートでレギュラーを獲りたいという目標も決めました。
内野陣は30代以上の選手がだいぶ増えてきて、その中でも柴田はまだ20代でこれからのチームの内野の要になっていく選手です。来季はしっかりとした成績とレギュラー奪取で、チームの顔として台頭してくるぐらいの活躍を期待したいですね。
FA宣言選手決定・今年は5人が宣言
6日から交渉解禁
12/4にFA権取得選手のFA宣言申請期限となり、今季は5人の選手がFA宣言を行いました。
井納 翔一 投手(DeNA) 34歳 Cランク
梶谷 隆幸 選手(DeNA) 32歳 Bランク
沢村 拓一 投手(ロッテ) 32歳 Aランク
松永 昂大 投手(ロッテ) 32歳 Bランク
小川 泰弘 投手(ヤクルト) 30歳 Bランク
報道によると、各選手への交渉の動きは以下の通りです。
井納投手へは巨人・ヤクルトが獲得に向けて調査をしています。
梶谷選手へは巨人が獲得へ向けて調査をしています。
沢村投手はメジャー挑戦の意思を示していますが、国内移籍や残留の可能性も残しています。
松永投手へはまだ獲得の動きを示している球団は見えてきていません。
小川投手へは12/5の朝時点で日本ハムが調査を行っていることが明らかになりました。
交渉解禁は6日からで、果たして宣言した選手が来季どの球団に所属するのか、今後の交渉の行方が気になるところですね。
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