データで語るドラフト・育成論

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【横浜DeNA】契約更改情報・東2月実戦復帰・FA権行使者情報

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2020/12/04の横浜DeNAに関するニュースをまとめました。

 

2021年契約更改情報

今季は4位で終わるも、若手は暖冬気配

選手たちの来年の年俸を決める契約更改が進んでいます。

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12/3時点で29人の選手の契約更改が終わり、今のところは保留者は1人も出てなく順調になっています。

更改が済んだ選手の年俸合計を見てみると若干今年よりも下がっていますが、増減の人数を見ると増えている選手が多く、4位に終わったとはいえ比較的選手の懐に優しい契約となっていると言えます。

今年はコロナの影響で試合数自体が減りましたし、その上観客の入場制限などで球団の経営面では大きなダメージを被ったことでしょう。しかしその余波を契約更改に反映させずに例年と変わらぬ査定基準で行っているようで、これなら選手としてもファンとしても安心する人は多いのではないでしょうか。

今後は高額年俸の選手の契約更改も控えてますので、まだ現時点で判断するのは尚早ですが、結果を残した選手に対してはそれに報いる査定となっていることを期待したいですね。

 

東、TJ手術からの順調な回復

来季2月後半には実戦復帰も

12/3の契約更改では、今年2月にトミージョン手術を受けた東が24.5%減俸という減俸制限ギリギリの提示をされましたが、サインしました。

ただ東としては、手術をして1シーズン完全に投げられなかったにも関わらず、支配下登録の状態を継続できたことに感謝し、来季からの復活を決意しました。

手術からの復調具合は順調で、現在は100%の力でキャッチボールができるまで回復しています。今後は今月中旬にブルペン入りし、来年2月後半には実戦復帰のプランになっています。

手術から1年で実戦復帰をするのは、NPBで過去に同様にトミージョン手術を受けた選手の例を見ても早い方で、非常に順調なペースと言えるでしょう。

ただ焦りは禁物で、東もそのことは分かっているため、開幕に無理に合わせた調整は行わない方針です。キャッチボールとブルペンでは感覚も違うでしょうし、実戦ともなればまた肘への負担も全然変わってくるはずです。焦らず少しずつ前に進んでいく形で、来シーズンの中盤以降に上がってこれれば良いぐらいに考えた方が良いでしょう。

 

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FA権行使者情報、今季は5人か?

FA宣言は井納・梶谷・沢村・松永。小川は期限当日まで熟考

12/4朝時点のニュースでFA宣言を行使することが報道された選手は以下の4人です。

井納 翔一 投手(DeNA) 34歳 Cランク

梶谷 隆幸 選手(DeNA) 32歳 Bランク

沢村 拓一 投手(ロッテ) 32歳 Aランク

松永 昂大 投手(ロッテ) 32歳 Bランク

また現時点でまだ判断を決めていないのはヤクルトの小川のみです。

小川 泰弘 投手(ヤクルト) 30歳 Bランク

この他のFA権取得者で去就が確定していなかった選手は残留を表明、もしくは残留確定的になりました。

現時点で調査に動く情報だと、DeNAの井納投手に対して巨人とヤクルトが、DeNAの梶谷選手に対して巨人が調査をしているという記事が出ています。

その他の選手に対しては主だった動きは見えませんが、水面下で動く球団が出てくるかもしれません。

今後のスケジュールですが、以下の通りです。

12月5日 FA宣言選手のコミッショナー公示

12月6日~ 他球団がFA宣言選手と交渉解禁

各選手の交渉状況にもよりますが、FA宣言の公示が例年よりも1か月ほど遅い(昨年は11月2日公示な)ので、選手の移籍先か残留が決定するのは早くとも12月中旬~で、遅ければ1月初めになりそうです。

今年は井納投手以外Bランク以上で補償付きなので、移籍が決まって補償が発生する場合は2月のキャンプインギリギリか、もしかするとキャンプ中にまでズレ込む可能性がありますね。

 

今年のFA権取得者で去就が注目されていた選手の情報はこちらです。

【プロ野球】主なFA有資格選手と動向 - データで語るドラフト・育成論


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