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【横浜DeNA】ソト残留!3年契約。来季外国人枠はどうなる?

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2020/12/2夕方までの横浜DeNAに関するニュースをまとめました。

 

ソト残留!新たに3年契約

ソトが来季もDeNAに残留するという球団公式発表がありました。朝の時点で複数紙が残留決定の記事を載せていましたが、その通りになりましたね。

2021年度 N.ソト選手契約について | 横浜DeNAベイスターズ

横浜DeNAの情報統制は定評があり、朝の時点で報道された際は大抵その日のうちに公式発表されますが、ソト残留も同じ流れで相変わらずの徹底ぶりに安心します。

年俸は3年7.5億や10億規模という報道もあり、現時点では不確定ですが、おそらく出来高の割合が高いのだと思います。

来年のソトはおそらくファースト固定となるでしょう。今季からファースト守備を増やしていましたし、ロペスの退団が決まったのでファーストは空席状態です。ソトのファースト守備はセカンドを守ってた経験もあり、割と守備範囲が広いですし、問題なくやれると思います。

3年契約なのでソトは34歳までDeNAにいることが確定ですし、DeNAには6年間も所属することになります。これはロペス並みに在籍が長い選手になります。その後も契約更新となっていけば、またFA権を取得するまでいることも可能ですね。

そんな息の長い活躍を期待したいです。

 

シーズン終了時の外国人去就予想

【横浜DeNA】2020年オフ、外国人選手の去就はどうなる? - データで語るドラフト・育成論

 

来季契約保留選手名簿発表

NPBが来季の契約保留選手名簿を発表しました。

2021年度 契約保留選手名簿(横浜DeNAベイスターズ) | 2020年度公示 | NPB.jp 日本野球機構

こちらに掲載されている選手は来季も契約予定ということで、契約見込の保留選手という扱いになります。

このリストで注目する点は外国人選手で、こちらに記載がないと自由契約扱いになるため、他球団へ流出する可能性がとても高くなります。

DeNAの場合は、パットン、ロペスが既に退団決定して自由契約が確定していましたが、12/1時点までにエスコバー、オースティンとは来季の契約を結び、12/2の午前中にソトと来季も契約することを発表しました。

残る外国人選手はピープルズのみでしたが、無事リストに入っていたので、契約する見込みになっているのでしょう。

これにより、エスコバー、オースティン、ソト、ピープルズの4人の外国人選手は残留することになりそうです。

 

 

今後の外国人補強予想

5人の外国人選手は確定的

契約保留選手名簿から、来季の支配下の外国人は上に書いたように、エスコバー、オースティン、ソト、ピープルズになることが濃厚です。これに加えて、シーズン終了後にシャッケルフォード投手と来季の契約を結びました。シャッケルフォード投手は問題なければ開幕前に支配下登録の見込みになっていますので、事実上5人目の外国人選手として考えて良いでしょう。

【横浜DeNA】補強第1弾!新外国人シャッケルフォード獲得! - データで語るドラフト・育成論

 

ただ、来年も1軍の外国人登録枠は5人で継続なので、いざということを考えると今季と同様に6人にはしておきたいところです。なので6人目の外国人を獲得する可能性はまだあるでしょう。

また育成外国人は4名となっています。

【横浜DeNA】育成外国人トリオ(コルデロ・ディアス・デラロサ)と契約更新 - データで語るドラフト・育成論

 

6人目の外国人選手は?

6人目の外国人がどういう選手になるかは、梶谷・井納のFA交渉状況を見ながらになるかもしれません。

 

例① 2人とも残留

梶谷、井納が残留ならひとまず投打で大きな流出が無くなりますし、外国人選手も予備的な選手になると予想されます。ピープルズと併用できる先発か、オースティン、ソトのバックアップ可能な選手などが候補に上がりそうです。

 

例② 梶谷残留、井納流出

先発の井納が流出することで、新たに外国人先発を獲得する可能性があります。その場合はピープルズよりも高めの年俸の先発投手を補強して、開幕からローテ入りさせる実力が見込める投手となりそうです。

 

例③ 梶谷流出、井納残留

センターを守る梶谷が流出することになると、外国人野手補強の可能性が強くなります。ただセンターはひとまず神里がいるので、外野手に限らず内野手も候補として考えそうです。

梶谷の場合は人的補償もあるので、外野手を人的補償で獲得する方法もありますし、その場合セカンドを守れる強打の外国人選手などにして、いざとなれば野手3人スタメンも組めるような形もあり得そうです。

 

例④ 梶谷、井納流出

このパターンだと先発と野手の2人外国人を獲得する可能性が強くなります。現在5人なので7人体制にするかもしれません。

資金的にも2億近くが使えるはずですし、2人が流出なら支配下登録人数が62人まで減ってしまいますので、思いきった補強を打つ可能性が高いですね。

ある意味夢がありますが、失敗したときのリスクも高いですし、結局外国人枠が決まっているので余剰戦力になる可能性もあり、でできるなら避けたいところです。

 

このように梶谷と井納の状況次第で変わってくると思われます。2人の交渉が12月終盤までかかる可能性を考えると、6人目(7人目)の補強は12月末か、年明けになる可能性が高いですね。

 

【追記】

現在支配下登録は64名。

シャッケルフォードを支配下登録しても65名です。

外国人も上記の通りまだ5人までしか決まってないので、梶谷、井納が残留でもあと1人か2人の補強は確実にあるでしょう。

動きが見えにくいDeNAですが、現状の状況を考えていけばこうして次の動きも推測はできてきます。

ただ表面上の動きの無さだけであれこれ言うよりも、どう動くかを予測してみるのもオフシーズンの面白さの1つだと思います。

 

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