2020/11/29朝の横浜DeNAに関するニュースをまとめました。
2020 ドラフト決算詳報号 (週刊ベースボール2020年12月4日号増刊)
ドラ6高田仮契約・背番号は「メジャー」の「56」
2020年ドラフトで6位指名された静岡商の高田琢登が28日、静岡市内のホテルで仮契約しました。
契約金2500万円・年俸470万円で、背番号は「56」を与えられました。
漫画「メジャー」の主人公の番号と同じ
この背番号「56」が与えられると分かった時、高田投手は漫画「メジャー」の茂野吾郎の背番号と一緒ということに気付いたそうです。
「メジャー」の茂野吾郎は作中ではメジャーリーグで活躍した主人公で、最速165kmのストレートを武器にする本格派左腕です。高田も速球を武器にしている左腕で、プロでも自分の速球でまずは勝負したいと意欲を見せています。
茂野吾郎は漫画の中の投手なので彼のような投手になれるかはともかく、本格派左腕としてプロで活躍して欲しいですね。
最速148kmは大学時代の今永投手と同じ
高田は高校時代の最速が148kmでした。これは大学時代の今永投手と同じです。
今永投手も直球の球威が良く、その上でキレの良いスライダーとのコンビネーションや低めに集めることができる制球力などが備わっていました。この今永投手は昨年シーズン170回を投げて13勝を挙げるなど大活躍しました。今季はシーズン中に肩の故障で離脱して手術を行い来年以降が不安ですが、持ってる実力自体は素晴らしいものがありますし、高田も目指すとするなら今永投手のような投手が良いのかもしれませんね。
高田は高卒からのスタートですし、これからの4年間を充実した形で過ごせれば、4年後には大卒1年目の今永を超えるような投手になることも可能だと思います。
担当の中川スカウトが楽天時代につけていた番号
また背番号「56」は高田の担当の中川スカウトが楽天時代につけていた番号です。中川スカウトは2020年からDeNAのスカウトになったばかりで、高田は自分の担当で初めてドラフト指名された投手です。球団としてはそういった思いも汲んでこの番号にしたのかもしれませんね。
背番号「18」を同級生の松本と競う
三浦新監督がつけていた背番号「18」については、先にドラ3の松本(横浜)が将来つけられるように目指したいという話をしていましたが、それを受けて高田も「自分もそこを目指し、負けないようにしたい」と決意を述べました。
ただ冷静さも忘れず「まずは1軍で投げることが目標。張り切りすぎて怪我をしないようにしたい」と体づくりの大事さやビジョンについても語りました。
背番号「18」が色んな投手の刺激になっていて、皆がつけられるように目指していくのはチームとしても切磋琢磨しあう効果を生みますし、良い効果になっていますね。
とはいえ松本も高田もまだ来年は高卒1年目。まずは2軍でしっかり投げれるようにして、結果を積み重ねていって欲しいです。
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