2020/11/23の横浜DeNAに関するニュースをまとめました。
ドラ2牧・仮契約
2020年ドラフトで2位指名された中央大の牧選手が、東京都内のホテルで仮契約しました。
契約金7700万円・年俸1300万円で、ドラ1の入江投手に続いて近年では最高クラスの条件です。
牧選手は目標として色紙に「開幕1軍」としたため、「結果を出さなければならない。勝ち取っていけねば」と強い決意を述べました。
また背番号は「2」で、これは今年外国人のロペス選手が着けていた番号でした。1桁でしかも日米通算2000本安打を達成した選手の背番号を引き継いだということもあって、「つけさせてもらうからには結果が求められる。バッティングで超えられるよう頑張りたい」と球団の期待に応える気持ちを示しました。
最高クラスの条件
ドラフト2位の選手としては近年だと最高クラスの条件になっています。
契約金は2012年の三嶋投手に次ぐ7700万円、年俸はDeNAのドラフト2位では最高額の1300万円になっています。これはドラ1の年俸上限が上がったことも影響していると思いますが、ドラフト時には「2巡目で獲得できたのはラッキーだった」と三原代表に言わせるほどでしたので、非常に高い評価であることも示しているのでしょう。
三浦新監督とも面識あり
仮契約では三浦新監督も同席していて牧選手を激励しましたが、2人は初対面というわけではなく今年3月にDeNA2軍が中央大とオープン戦で対戦しており、2軍監督の三浦はそこで牧選手を見ています。なのでバッティングの良さも三浦新監督は知っています。来季は1軍で結果を残して、三浦新監督の期待に応える活躍を期待したいですね。
セカンド・サードのレギュラー争いに入る期待
今季のDeNAのセカンドは主にソト選手と柴田選手が併用されてきました。ですが来年のソト選手の去就が今のところ分からず、また残ったとしてもファーストに専念する可能性があります。柴田選手もショートの大和・倉本選手たちの調子次第ではショートを守る頻度も増えるでしょうし、セカンドは現時点ではこれといって固定する選手がいない状態です。他にセカンドを守れる選手だと伊藤裕選手や、中井選手・山下選手などもいて、 牧選手はおそらく最初に彼らとの1軍入りをかけた競争になるでしょう。
サードは宮崎選手がずっと固定起用されているので、なかなかつけ入る隙が無さそうですが、宮崎選手は来年32歳になり守備面でのフットワークがやや心配になってくる頃です。レギュラー奪取までは至らずとも、控えの1番手として牧選手の名前が挙がるぐらい攻守で結果を残せると三浦監督としても安心して采配ができるでしょう。
このように考えると、牧選手には来年から即1軍で活躍して欲しいぐらいの期待を球団が持っててもおかしくありません。そういった期待に応えられるよう、頑張って欲しいですね。
退団のパットン、MLBレンジャーズが調査
DeNAの退団が決まったパットン投手について、MLBのレンジャーズが調査を行っていると、現地の記者が伝えました。
元々パットン投手が退団する理由として、MLBへの再挑戦の意思が固いことがあったので、このようにMLB球団から調査している記事が出てきたのはパットン自身の夢が叶う可能性が高くなったことを示しています。
個人的には快く送り出してまたMLBに復帰して欲しい思っていましたので、このように話が進んでいるのはとても嬉しいことです。
是非とも好条件で入団が決まり、来季はMLBで活躍する姿を見せて欲しいですね。