2020/12/09朝時点の、横浜DeNAに関するニュースをまとめました。
契約更改情報・年俸アップ続出!
中井・戸柱・伊藤光の契約更改が終了
12/8の契約更改では中井・戸柱・伊藤光の3人が行われました。
このうち伊藤光は複数年契約なので据え置きですが、戸柱は960万アップで4000万台に到達、中井も420万アップと、ここまでの契約更改を見ると年俸アップの選手がとても多いです。コロナ下で収益の大幅減が確実な状態でも、査定基準を変えずに適正年俸で設定しているのはとても良いことだと思います。
戸柱の年俸アップの理由としてはラミレス監督の起用によく応えた点で、1軍でスタメンマスクを被る機会が多かったことと、盗塁阻止率がリーグ2位の高さである点が特に評価されました。
反面、打撃面は来季に向けての改善点ですので、そちらをしっかり磨いて来年も正捕手争いに向かっていく気持ちをはっきりと示しました。
DeNA・戸柱が960万増の4160万円で更改 定位置争いは「毎年当たり前」/野球/デイリースポーツ online
中井は今季1軍にずっと帯同していたことが評価され年俸アップとなりましたが、本人としては成績面で悔しい思いがあり、特に来季は三浦新監督の下で打撃面をアピールしていきたいと、決意をあらわにしました。
DeNA中井 420万円アップの2520万円で更改「向上心を持ってやっていかないと」― スポニチ Sponichi Annex 野球
伊藤光は現状維持ではありますが、本人としてはやはり悔しいシーズンだったようです。2軍落ちがあり怪我もあってなかなか1軍に戻ってこれず、わずか30試合の出場に留まったのはやはり本人もキツかったようですね。
来年はまだ4年契約の2年目ですし、ずっと1軍で活躍できるよう復活を期待したいですね。
4年契約のDeNA伊藤光は現状維持「一言で言うと悔しかった」― スポニチ Sponichi Annex 野球
今後の補強について考察
補強できるのはあと何人か?開幕時の空き枠は?
FA交渉が始まり、梶谷・井納の去就が気になるところですが、DeNAの今オフの補強の動きを見ると、まだ新外国人のシャッケルフォードと、スターリン・コルデロの2人を育成選手として獲得したのみに留まっています。
【横浜DeNA】補強第1弾!新外国人シャッケルフォード獲得! - データで語るドラフト・育成論
その後に補強の動きが見えないため、まだこれから補強があるのか不安な人も多いでしょう。
外国人を一人獲得は必須
現状の支配下登録人数は、シャッケルフォードが支配下登録になり、ピープルズ・梶谷・井納が残留見込みとして考えると65人になっています。
65人でも育成枠を維持して開幕することは可能ですが、今年の開幕時は67人で2人も減っている状態ですので、これでは正直心許なさすぎです。
何より、パットン、ロペスの2人抜けた分がまだ支配下見込みのシャッケルフォードのみになっており、これでも5人だけになります。来年も1軍の外国人枠は5人で継続されるので、その人数と丁度ぴったりな状態だと、1人でも離脱があった場合にせっかくの外国人枠を活かせなくなります。
せめて今年と同じ6人にする必要はあり、先発・リリーフ・野手のどこを補強するかは分かりませんが、外国人選手を更に1人獲得するのは間違いないでしょう。
それでもまだ補強の余地あり
また、その補強があったとしても全体で支配下登録は66人になるため、これでも今年の開幕時より少ないです。
田中健・宮城・石川など来年支配下登録の可能性がある選手たちが、シーズン途中に昇格できるように枠を空けておく必要はあると思いますが、それでも2つ程度空ければ良いと思いますし、67~68人までは補強は可能だと思います。となると外国人選手1人と、もう1~2人の補強はあると考えられます。
FA選手獲得の動きはまだ見えないですが、自由契約となった選手たちのトライアウトが7日に行われたので、もしかするとそこから1~2人補強する可能性もありそうです。
このようにまだ補強できる枠は十分ありますし、パットンとロペスが退団したことで彼らの分の年俸を補強資金とすることもできるでしょう。オフの契約更改状況も多くの選手たちにとって暖かい状態になっていますし、経営面の悪化の影響をそこまで受けていないのかもしれません。
なので補強自体は確実にあると思います。事前情報が出にくいためどんな補強になるのかは分からないですが、良い意味であっと驚くような補強を期待したいですね。
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