データで語るドラフト・育成論

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【横浜DeNA】田中 健二朗 投手への期待・成績【2021年】

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2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は田中 健二朗 投手です。

 

2020年の振り返り

田中健二朗は2019年8月にトミージョン手術を受け、2019年後半と2020年は1・2軍で登板がありませんでした。通常トミージョン手術を受けた場合、1年以上は実戦復帰が難しくなるためその影響を受けています。

術後の状況ですが、オフの契約更改で話していた内容だと、もうブルペンには入れる状態になっていますが、肘に負担がかからないフォームにするための試行錯誤を行っている段階のようです。手術前と同じように投げるというのが難しく、しばらくはこのフォーム固めの期間が必要になりそうですね。

契約更改時の記事↓

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ただ田中は現在31歳でチームの投手陣の中で最年長の世代になっています。30歳以上の選手が退団していってますし、なかなか時間をかけてはいられない状況なのは本人も感じていると思います。焦って不完全な状態で上がってきて欲しくはないですが、結果が求められる世界ゆえに1軍復帰は必要になってくるでしょう。

 

2021年に期待すること

DeNAは現時点で支配下登録65名で、育成選手から支配下登録できる枠が十分にあります。シーズン中におそらく数人は支配下登録する予定だと思いますし、田中もフォームが固まって実戦復帰できれば、支配下登録される可能性が高くなります。

2021年は田中の1軍復帰登板が見られる年になってほしいですし、そうなるよう「30試合 防御率3.50 奪三振率9.00」という成績を期待します。1軍で30試合に投げれるぐらいまで復活できれば、手術からしっかりと復帰してきたと言えるでしょうし、ファンとしても安心することができます。

防御率に関しては最低限試合を壊さない程度で、あとは三振を取れるキレが戻ってきてくれれば十分でしょう。この成績なら2022年以降もまだまだ期待が持てますし、ここからまた全盛期のような投球を取り戻せるかもしれません。

2021年はそんな田中の再起の年になることを期待しています。

 

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