2021年へ向けて、選手1人ずつにそれぞれ期待することを書いていきます。今回は加藤 大投手です。
2020年の振り返り
加藤投手は2020年ドラフトで育成2位指名された、横浜隼人出身の高卒投手です。
ドラフト時は最速150km超、常時140km後半を投げれる球速で球威もあり、変化球はスライダー・カーブなどを使いますが、直球で三振を獲れるだけの力を持っています。甲子園出場経験は無いものの、地元神奈川での公式戦や練習試合でも好成績を残していました。
加藤投手は仮契約時に将来の目標として、165km投げることとセーブ王のタイトル獲得を挙げています。育成出身ですが高い目標を掲げているのは良いことだと思いますし、是非とも目指して欲しいですね。
2021年に期待すること
加藤投手は育成出身ということもあり、目下の目標としては支配下登録になると思います。そのためには2軍でしっかりと結果を残す必要があり、2軍で好成績を残してアピールすることができれば支配下登録も近いでしょう。
そうなるために具体的に期待する成績を挙げると「30試合 防御率3.50 奪三振率9.00」です。加藤投手の育成方針がどうなるか分かりませんが、本人の適性的に1年目からリリーフとして育成していく可能性が高いと思いますので、まずは2軍で30試合登板できるようになって、リリーフの主力に欲しいです。
その上で安定した防御率として3.50、そして加藤投手が将来抑えとして定着していくなら必要不可欠な奪三振率も期待する数値として入れました。1イニング1つの三振を奪えるぐらいの奪三振数なら、将来の抑えというのも現実味を帯びてくるでしょう。
DeNAは高卒ルーキーでも2軍ですぐに起用していきますし、そうして実戦経験を積み重ねる機会を与えてきます。加藤投手もその中で着実に成長していき、将来の抑えとして期待されるような結果を残せるようになって欲しいですね。
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