怪我は誰のせい?
選手の怪我や手術の責任って、誰の責任になるんでしょうか?
これについては我々ファンのような、外から見る人だけでは正直分からないでしょう。
なぜならその責任を調べるには、知っておく情報が沢山あります。
選手は痛みを隠していなかったか?
トレーナーは選手の状態を確認して、正しく首脳陣に報告していたか?
コーチはトレーナーの報告を聞き入れ、正しい起用判断をしたか?
これらの内容によって誰に責任があるのかがかなり違ってきます。
責任の範囲は、主に以下のような形で分けられると考えます。
責任の範囲
この通り、選手が怪我をしたとしても、その際の情報連携や判断によって、誰の責任かは分かれます。
そしてこれらの連携や判断は我々ファンが知るのはとても難しく、そのため誰の責任か問えるのはよほど、球団内部の事情に詳しい人じゃないとできません。
なので、怪我が発生したことへの批判はできても、誰の責任かという点まで問うのは単なる決めつけに過ぎません。
球団内での責任の強さは、実際に起用・指揮する権限を持っている監督・コーチ陣や、最終的に自分でいけるかどうかを進言する選手の方が強いです。
トレーナーの役割
トレーナーはあくまで知見に基づいた予防・対処法のアドバイスや、客観的な立場からの意見を言うまでで、それを取捨選択するのは監督・コーチや選手になります。
なので選手の怪我の責任をトレーナーと決めつけるのは、そういった責任の観点から見てもおかしいと言えるでしょう。
トレーナーのような裏方に火の粉が及んでしまうと、チームのトレーナーのなり手が少なくなる可能性がありますし、そうなったらますます選手の管理ができなくなります
ファンからは見えなくても、選手やコーチ陣は裏方の人と常に接していますし、度々裏方の人の貢献を選手たちがコメントしています。
選手やコーチと比較すると給料や報酬もかなり少ない中で、チームのために頑張ってもらっているわけです。
そういうことも踏まえて、トレーナーや裏方の存在が大事だということをファンが今一度認識して、むしろ応援していくような立場になった方が、チームにとって良い影響を与えるはずです。