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【ドラフト2018】オリックスのドラフト1位指名予想

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12球団のチーム状況と今年のドラフト候補達の情報を踏まえた上で、1位指名予想をしていきます。

ただ予想だけ知りたい場合は、目次の「1位指名予想」でジャンプをおすすめします。

1位指名以外で各球団おススメのドラフト候補についてはこちらに記載。

オリックスバファローズ

現状分析

1軍

野手陣評価

吉田正頼みの打線。若手は多いものの打撃面が今一つで、固定できる選手が少ない

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チーム打率 リーグ5位

1試合平均得点 リーグ5位

1試合平均本塁打 リーグ5位

チームOPS リーグ6位

全体的に打撃成績が低いが、この成績は吉田正(25)の成績を含めてなので、他の選手を見てみると一層厳しい状態と言わざるを得ない。

OPS.800以上の成績は吉田正(25)中島(36)のみで、その中島も今年はまだ200打席を超えた程度なので、実質的には吉田正1人しかいない状態だ。

OPS.700台はロメロ(29)西野(28)ロメロ本塁打を20本以上打っているが、打率が.250切っていて三振数も多いので、打率を残せるようになってくればもっとOPSが上がり、吉田正と並んで良い主軸になれそうだ。

西野は打率3割近い好成績だったが、8月11日の練習中に打球が顔面に当たって骨折してしまい、登録を外れている。

好調だった西野が打線にいないのも、打撃成績の低下になってしまっている。

今年スタメンで固定できてるのは吉田・安達・ロメロ・大城・若月などだが、他はかなり流動的になっていて、選手を決めきれていないのが見えてくる。

上位へ進出するには打撃のテコ入れが不可欠になってくるので、オフに何らかの補強は必要だ。

 

[捕手]

若月(22)がほぼメインでスタメンマスクを被っている。

先発投手によっては山崎勝(36)がスタメンになることもあるが、基本的には若月が起用されている。

若月の打撃はOPS.500そこそこで打てているとは言えないが、守備・特にリード面に関しては先発投手陣をコントロールしていて、その結果リーグNo.1の先発投手陣を形成できている。

年齢はとても若く、この歳でここまで1軍捕手を任されてるのは異例とも言えるだろう。

山崎勝は打撃がOPS.500切っており、ここ数年ずっと2番手以降の捕手として起用されてきていて、そろそろ後継者は必要だ。

若月が正捕手になってるのでそこまで重要ではないが、若月の打撃を考えるなら次の2番手捕手はそれなりに打てる選手が良いだろう。

ここは2軍からの昇格してくる選手に期待したいところだ。

 

[一塁手]

一塁は今シーズン色々な選手が起用されてきて、なかなか定着できなかったポジションだ。

T- 岡田(30)は主にレフトと兼任だったが、6/30に怪我により登録抹消。

その後8月中旬に復帰してきたものの、今季は打率.200前半・OPS.600台という主軸を打っていた打者としてはかなり物足りない結果となった。

T- 岡田が登録抹消されている期間は伏見(28)がファーストスタメンの機会が多く、打率.200台後半・OPS.700台となかなか良い成績を残した。

伏見は捕手登録だが、打撃の良さをアピールできたことで今後ファーストでの起用も増えてきそうだ。

あとはマレーロ(30)・中島(36)・小谷野(37)がファーストスタメンで起用されたが、マレーロは今年成績が伸び悩み9月に登録抹消で来年不透明。

中島・小谷野はサードや指名打者の起用が多い。

来年以降を考えた場合、T-岡田が成績を取り戻してスタメンに定着するのが良いが、伏見を起用したり新外国人を獲得するのも選択肢の1つになってくるだろう。

T-岡田はレフトも守れるため、吉田正をライトにしてT-岡田をレフト、ファーストに伏見や新外国人という起用も良いと思われる。

打撃力重視のポジションのため、打てる選手をしっかり配置したいところだ。

 

[二塁手]

今年はルーキーの福田周(26)がセカンドのスタメンを掴み、現在は上位打線を任されている。

福田周は打率.250以上で本塁打は無いためOPS.650以上だが、出塁率.350前後と高く1・2番打者として良い仕事ができている。

他にも西野(28)・大城(25)らがいて、20代の若い選手が多くセカンドの層は厚い。

福田周が定着することによって、西野や大城は今年はサードでも起用されることが増えてきた。

福田が来年以降も定着してくれば、二遊間は福田-安達で固定されて守備面が安定してくるだろう。

 

[遊撃手]

安達(30)がずっと守っていて、レギュラーとして定着している。

守備力の高さがチーム1で、6年間オリックスの正ショートとして守り続けてきた。

打撃は元々そこまで高い方ではなかったが、今年はOPS.500台前半とかなり下がってしまい、ここまで下がると心配なところだ。

年齢は30歳なのでまだ数年はショートのレギュラーとして安泰だが、打撃の低下を考えるといざという時のために、ショートを代わりに守れる選手は必要になりそうだ。

試合途中からの守備で大城(25)がショートを守ったことが何度かあり、ひとまず安達に何かあった時は大城ができそうだが、将来的なことを考えたら大城をもっとショートで起用して、安達の後継者として育てても良いだろう。

2軍でも20代前半の若手を育てておき、安達の後継者候補の準備をしておく必要がある。

 

[三塁手]

小谷野(37)・西野(28)が主にスタメン起用されている。

小谷野はベテランで去年までサードのスタメンを守ってきたが、今年は打撃が振るわず、打率.200少し、OPS.500台と打撃で貢献できていない成績だ。

年齢的にも衰えが出てきても仕方なく、今後は併用なり控えでの起用になってくるだろう。

小谷野に代わり西野がサードを守る機会が増えてきており、今年は打率.300近くで好成績を残した。

シーズン途中の不運な怪我で離脱してしまったが、西野がもともと守っていたセカンドに福田が定着してきたことで、今後は西野がサードのレギュラー候補になる可能性もありそうだ。

他にも大城(25)や、トレード移籍してきた白崎(28)がサードを守ることがあり、小谷野の後はこの20代の選手達で競わせる形になってくるだろう。

三塁手としては打撃面がもう少し欲しいところではあり、将来に向けて有望なスラッガー候補を獲得し、共に競わせるのも良さそうだ。

 

[外野手]

外野は打撃で結果を残している吉田正(25)ロメロ(29)が両翼のレギュラーになっている。

吉田正については冒頭で記載したように打撃面はチームトップの成績で、ロメロは打率が低いものの20本以上本塁打を打っており、二人ともレギュラーとして問題ない成績を残している。

センターが流動的で、今季当初は宗(22)がスタメン起用されることが多かったが、5月に右太ももの張りで登録抹消。

成績も打率.200前後で、打撃面ではあまり貢献できていなかった。

6月から再度1軍登録されたが、その後も成績奮わず登録抹消。9月にようやく再登録となりスタメンで出てくる機会が増えてきており、まだレギュラー定着には見極めが必要だ。

がスタメンでないときは小田(28)・宮崎(31)・大城(25)が起用されている。

小田は.300近い打率でOPS.750前後と好成績を残していたが、6月に試合中の守備で左手を骨折し登録抹消を余儀なくされた。

宮崎は打率が.250を切ってるものの選球眼と長打率が良くOPS.700台に載っている。

若い宗(22)をセンターとして定着させたい首脳陣の意向は見えてくるが、今年は期待通りにはいかなかったと見えそうだ。
小田(28)・宮崎(31)の年齢を考えると、センター候補の若い外野手を獲得して将来に向けて育てるのも良いだろう。

 

投手陣(先発)評価

パリーグNo.1先発投手陣。数が豊富で充実しており、懸念材料は西のFAぐらい

チーム防御率 リーグ1位

先発防御率 リーグ1位

投手成績はパリーグトップで、特に先発は盤石な投手陣になっている。

主な先発は西(27)・山岡(23)・アルバース(32)・金子(34)・ディクソン(33)・田嶋(22)らで、西・アルバース・金子・ディクソン防御率3点台。

山岡・田嶋は4点台前半で、飛び抜けて良い成績の投手はいないが、全体的に見たら悪くない。

シーズン途中からは新加入のローチ(28)東明(29)・松葉(28)などもローテに入ってきていて、東明防御率1点台と好投、ローチ松葉は波があるものの先発の役目を果たしている。

先発ローテの頭数は揃っているし、現状の問題点は殆ど無い。

ただ西がFA権を取得したことや、金子がもう34歳で今季は怪我もあり、そろそろ1軍ローテを守る先発として厳しくなってきたところが不安材料だ。

とはいえ20代の山岡・田嶋・東明・松葉など投手はいるので、すぐに影響があるわけでは無いだろう。

将来を見据えて、今のうちから高校生投手を育てておくのは良いと思われる。

 

投手陣(リリーフ)評価

好投手揃いのリリーフ。次世代に向けた準備も進んでいる。

リリーフ防御率 リーグ2位

先発に負けず劣らず、リリーフも数が揃っている。

50登板以上のリリーフは抑えの増井(34)を筆頭に、吉田(29)・近藤(27)・山本(20)の4名。

増井山本防御率2点台でそれぞれチーム最多セーブ・チーム最多ホールドで勝ち継投のキーマン

吉田・近藤防御率3点台で、2人とも安定してると言える。

40登板前後だと澤田(24)・比嘉(35)・黒木(24)がいて、澤田防御率2点台、比嘉防御率1点台と安定。

黒木防御率4点台だが、ホールド数が20近くでリリーフとしての仕事はこなしている。

この辺りが1軍主力リリーフで、好投手揃いの安定したリリーフ陣と言えるだろう。

現時点で問題は無いが、将来を考えると増井(34)・比嘉(35)がそろそろ衰えてくる可能性がある。

山本(20)・澤田(24)・黒木(24)など、若い投手もいるので崩れる心配は少ないが、これからも若いリリーフが育ってくる形は維持しておきたいところだろう。

 

2軍

野手陣評価

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[捕手]

2軍で主に起用されているのは飯田(28)・高城(25)・西村(22)・稲富(19)の4名。

このうち捕手として試合に出てるのは飯田が多いが、高城は途中加入からで既に25試合も捕手として出場していて、西村は打撃力を買われて外野手としても出場しており、この3名はよく起用されている。

打撃的には西村が打率.300超え・OPS.800超えで2軍で文句無しの打撃ができていて、1軍出場も果たした。だが外野手としての出場で、打撃を活かすために今後コンバートする可能性もあるだろう。

飯田OPS.800超えで、打席数は100打席を超えた程度だが、打撃の良さをアピールできている。年齢的に早く1軍で活躍したいところで、山崎勝(36)の後釜として入っていけると良いだろう。

高城OPS.700近くの成績で西村飯田に負けず劣らずアピールしている。

トレードから2軍での起用が増えていて、球団としても将来的に1軍捕手として期待しているところはあるだろう。

稲富はまだ攻守両面でレベルアップが必要な段階だが、チーム的に捕手事情は悪くないので、じっくり育っていって欲しい。

捕手陣は質的には1・2軍を見ても問題無い形になっているが、1軍では伏見がファーストで起用されていたり、西村も外野へコンバートの可能性もあり、山崎勝が35歳というベテランということを考えても今後人数が減る可能性が高く、新しい選手を入れる可能性はありそうだ。

とはいえ現状では悪くない状態のため、補強の優先順位は低くて良いだろう。

 

[一塁手]

園部(22)・縞田(32)が多く起用されている。

園部は高卒5年目だが、今季1軍出場無しでまだ1軍戦力とは評価されていない。

2軍成績はOPS.700超えで200打席少しで5本塁打出塁率も高く悪くない成績になっているが、1軍の戦力としては今1つの評価になっている。

縞田は2軍で打率1割台。過去に1軍出場したこともあったが、打撃成績が伸び悩み2軍でもこの成績だと厳しいだろう。

他にはマレーロ(30)・小島(31)もファーストで起用されているが、マレーロは1軍で結果を残せず、小島は2軍だと打率.280・OPS.800近い好成績だが、1軍ではその打撃が発揮できずと、2人とも厳しい立場になってきている。

このようにファーストは、園部を育成してる以外は成績が伸び悩んでる選手を起用する場となっていて、1軍ファーストへ育てている意味合いは薄い。

1軍は現在固定できていないので、今のような2軍の運用をするよりも将来のスラッガー候補を育てる場として運用した方が良いと思われる。

チームの打撃力不足を補うような選手をドラフトで指名してファーストで育てるのはアリだろう。

 

[二塁手]

育成の坂本(27)がメインで起用されている。

2軍では打率.280超え、OPS.680近くでセカンドとしてはそこまで悪くない成績を残しており、現在育成選手と考えると順調に成績を伸ばせば来年支配下登録を掴めるだろう。

坂本以外の選手は廣澤(19)・山足(24)・小島(31)・岡崎(20)などがいるが、どの選手も10試合そこそこしか出場しておらず、坂本をセカンドで育てたい首脳陣の意向が見える。

坂本は育成の27歳なのであまり時間は無く、来年も同じくらい出場機会を与えられるかは分からないが、二遊間は他に若い選手が多く基本的には今の選手たちで競わせる形になってきそうだ。

 

[遊撃手]

高卒2年目の岡崎(20)が1番守備機会が多く、続いて多いのが今年のルーキーの廣澤(19)という、若い2人を将来のショートとして育てようという考えが見える。

岡崎は2軍野手で1番打席を与えられているが、打撃面ではまだOPS.600に到達しておらず、打撃向上に時間がかかっている。

廣澤OPS.500を切っており、まずは守備面から鍛えていく形になってそうだ。

1軍ショートが安達で固定されているので、この2人は安達の後継者候補として育てられているが、現在1軍は打撃力不足になっており、ショートでもそれなりに打てて欲しいので2人とももっと打撃を伸ばしてほしい。

安達(30)の年齢を考えると、あと3~4年以内には岡崎廣澤が1軍に上がってくるのが望ましく、後継者として厳しそうなら、ドラフトで他のショート候補を指名することもあり得るだろう。

 

[三塁手]

1軍も2軍もサードは全然固定できていないポジションだ。

縞田(32)・岡崎(20)・西野(28)らが多めに起用されているが、縞田・岡崎は打撃力不足で西野は1軍に上がってサードのレギュラー争いをしている。

他には鈴木昂(27)・山足(24)・小島(31)なども起用されていて、この中では山足(24)が打率3割・OPS.800台の成績で候補になってきそうだ。

山足は1軍でも起用されて結果はあまり残せなかったが、今年1年目と考えるとこれから伸びてくる可能性はあり、1軍のサードレギュラー争いに入っていくこともあり得るだろう。

とはいえ1軍も2軍もまだ固定できていないポジションで、選手の数は多いが定まらずというところだ。

将来的に考えれば、打撃の良い選手を2軍で打席を与えてしっかり育てる形にして、いずれ1軍のサードレギュラーとして確立したいところだろう。

 

[外野手]

根本(20)・佐野皓(22)・後藤駿(25)ら若い選手が多く起用されているが、3人とも今年の2軍では打率1割台、OPSも.600に満たない成績で打撃面はまだ1軍に行かせるには厳しい内容だ。

彼らの次に出場数が多い選手だと吉田(23)・西浦(19)・西村(22)・杉本(27)などで、この中だと西村が打率3割以上の好成績で1軍出場も果たしている。

杉本OPS.700台で1軍昇格し本塁打2本打ちアピールもできていて、この西村・杉本は1軍外野手候補としても期待が持てそうだ。

吉田西浦はまだ打撃成績が低いので2軍で打撃を磨く必要があるだろう。

1軍はレフト・ライトが吉田正・ロメロで固まってきており、あとはセンターのレギュラー争いになっているが、ここは今シーズン固定できていなかった。

攻守両面で期待できるセンターが固定されるまでは、ドラフトなど補強をやっていく必要があるだろう。

 

投手陣評価

山崎颯(20)・松葉(28)・K-鈴木(24)・東明(29)・山﨑福(26)ら20代の投手が2軍で先発として投げてきた。

このうち松葉・東明は1軍でも先発として投げて結果を残しつつあり、1軍ローテ候補になってきている。

K-鈴木山﨑福も1軍で投げてはいるが、こちらはやや結果を残せずまだローテ候補となるのは難しい。

山崎颯は高卒2年目で、現在2軍では100イニング以上を投げており力を入れて育てられてる投手だ。

成績的にはまだ防御率4点台と安定してないが、今年これだけ投げた経験が来年に活きてくることもあるので、まだこれからの成長に期待したい投手だ。

リリーフだと榊原(20)・齊藤(21)・大山(29)・鈴木優(21)・佐藤達(32)が30登板以上投げている。

この中でも齊藤・鈴木優の若手は2軍防御率が1点台で好投しており、まだ1軍での実績は無いもののこれからが期待できるリリーフと言える。

榊原・大山・佐藤達防御率2点台で、榊原は育成から支配下登録を勝ち取りこちらも楽しみな若手だ。大山・佐藤達など中堅・ベテラン組も安定しており、あとは1軍登板で結果を残すのみだろう。

先発もリリーフも若手が控えていて、今後1軍に上がって結果を残せそうな投手は何人かいる。

投手の補強としては高校生の先発候補を新たに獲得し、山崎颯に続くよう育てていけると、次世代に向けての準備もしっかりできてくる。

 

指名ポイント

現状分析をした上で、オリックスが今ドラフトで指名するポイントを挙げてみる。

 ①打撃力不足を補うスラッガー候補

 ②攻守両面で優れた将来のセンター候補

 ③金子・西らの後継者となる将来のエース候補

①は、チームの現状を考えると打撃力不足は明らかだ。

 

吉田正頼りの打線で打率も長打もリーグ最下位級となっていて、この吉田と一緒に主軸を組める選手が欲しい。

吉田はまだ25歳なので、高校生野手を指名しても吉田が20代のうちに主軸に育つ可能性が高く、吉田と2人で日本人の主軸を形成すれば打撃力は大きく向上するだろう。

②は同様にセンターも固定できてないチーム事情で、こちらは宗(22)をセンターで育てようという意図は見えている。

だがもまだ打率.250を下回っていて、外野守備も今年から本格的に始めたばかりなのでまだまだ不安は大きい。

ここもレギュラーが決まるまでは攻守両面でしっかり任せられる選手を獲得していく方が良いだろう。

③は先発投手で、こちらは数は揃っているためそこまで緊急性を要しないが、金子や西といったエース格が今後いなくなる可能性を考えると、将来へ向けたエース候補を今のうちから育てておくのは必要だろう。

 

1位指名予想

ここまでのまとめをふまえて、オリックスの1位指名はこの選手と予想する。

藤原 恭大(外野手・大阪桐蔭

今年のドラフトで打撃が最も良い選手となると、藤原になってくるだろう。

打率も長打も弱いチームを補える打撃センスの優れた選手で、獲得して将来のスラッガー候補としておきたい。

吉田正(25)が孤軍奮闘している状況なので、藤原が3~4年後に1軍の主力になり、吉田正と外野を守り主軸を組めるようになれば、外野の打撃が強化されるのは間違いないだろう。

藤原を指名となるとと競わせる形になるが、ライトは現在ロメロ(29)が守っていて、こちらは藤原が育ってくる頃に1軍戦力としていれるかは未知数だ。

が好成績を残していれば、藤原がライトに入る形も作れるし、そうなると攻守両面で充実した外野陣を形成できる。

2軍外野手が内野手ほど若手で結果を残せている選手が少なく、層の面では内野よりも外野の補強を優先すべきだと考えた。

ただ根尾 昂(内野手大阪桐蔭も内外野を守れるという点で評価が高く、こちらを指名する可能性もあるだろう。

 

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