吉田 輝星(よしだ こうせい)
176cm 81kg
右投右打
守備位置:投手
最速:150km
3年夏の甲子園成績
試合 | 相手 | 回数 | 打者 | 球数 | 安打 | 本塁 | 三振 | 四死 | 失点 | 自責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1回 | 鹿児実 | 9 | 39 | 157 | 9 | 0 | 14 | 2 | 1 | 1 |
2回 | 大垣日 | 9 | 36 | 154 | 6 | 0 | 13 | 3 | 3 | 3 |
3回 | 横浜 | 9 | 42 | 164 | 12 | 0 | 14 | 4 | 4 | 4 |
準々 | 近江 | 9 | 36 | 140 | 7 | 0 | 10 | 1 | 2 | 1 |
準決 | 日大三 | 9 | 37 | 134 | 9 | 0 | 7 | 1 | 1 | 1 |
決勝 | 大阪桐 | 5 | 32 | 132 | 12 | 2 | 4 | 3 | 12 | 11 |
合計 | ー | 50 | 222 | 881 | 55 | 2 | 62 | 14 | 23 | 21 |
選手としての特徴
夏の甲子園を最も沸かせた投手。
1回戦から準決勝まで全て1人で投げ抜き、決勝を含めて881球を投げぬいた。
そのスタミナ・精神力の強さもさることながら、試合の展開に応じたペース配分ができる投球が高校生離れしている。
試合の要所で力を入れ投球の球威を変えていて、試合終盤の8回・9回でも150kmに近い投球を投げることができていた。
直球の質が素晴らしく、プロでもなかなか見ないノビのある直球を投げれていて、打者の体感的には球速よりも5km以上速く感じ、浮き上がってくるように見えただろう。
変化球はスライダー・カーブ・スプリットなどだが、直球主体で直球で空振りを取れる力を持っている。
フィールディングも良く、投手としての総合力が高い。
管理人から見た進路と将来
現時点(8月末)では進学予定となっているが、甲子園でこれだけの結果を残したことで、プロ志望となればドラフト1位は確実だろう。
将来のエース投手が欲しい球団や、今現在エース不在の球団は指名してくるだろう。
仮にプロ入りとなれば、1年目はまず2軍で登板となりそうだが、現時点での完成度の高さを考えると早期に1軍昇格もあり得る。
近年の高卒投手は2年目から1軍で投げる投手が増えてきており、野手と比べても1軍昇格が早い。
2軍で結果を残せさえすれば、1軍昇格にそう時間はかからないだろう。
ただ現時点だと直球の球威のみで抑えられる状態のため、投手としての引き出しをもっと増やす必要があると思われる。
特に先発でやるなら、直球主体にしても球種は必要になってくるし、三振だけでなく打ちとる投球も使う必要があるだろう。
あとは甲子園での連投を考えると肩肘が心配ではあるため、メディカル的な部分も注意する必要がありそうだ。
将来的にはチームの絶対的エース投手となり、他球団のエース格相手でも勝てる投手というのが理想的だ。
他のドラ1候補の選手