データで語るドラフト・育成論

プロ野球ニュース解説、ドラフト候補紹介、野球関連の持論・考察・寸評などを記事にしています。

【ドラフト2018】小園 海斗(内・報徳学園)についての1000文字考察

f:id:hamanontan:20180827155358p:plain

小園 海斗(こぞの かいと)

178cm 79kg

右投左打

守備位置:遊撃手

3年夏の甲子園成績

位置 打数 得点 安打 打点 三振 四死 犠打 盗塁 失策 本塁
(遊) 4 3 3 0 1 0 0 0 0 0 左2 中2 空三 左2 -
(遊) 5 1 1 0 3 0 0 1 0 0 空三 振逃 遊飛 空三 遊安
(遊) 3 0 0 0 1 1 0 0 1 0 二ゴ 死球 空三 一ゴ -

選手としての特徴

守備と走力は既にプロの1軍級とのスカウト評。

遊撃手としての反応の良さ、グラブ捌き、送球精度、どれをとっても高いレベルで、守備だけならここ数年の高校生ドラフト候補の中でもトップクラス。

打撃も鋭くなり長打を打てる力が着いてきている。

広角に打ち分けるバットコントロールも良く、甲子園では3長打の猛打賞もあった。

シングルヒットでも2塁を狙える脚力があり、打撃と走力を活かした1番打者。

高校通算37本とスタンドに放り込むパワーもしっかり持っている。

 

管理人から見た進路と将来

ドラフトでは上位指名は間違いないだろう。

ショートでこれだけ守れる選手なら、プロ入りしてもそのままショートを続けられると思うし、守備面での評価で早期の1軍昇格もあり得る。

ショートが欲しい球団、特に将来の1軍レギュラーとして見込めるショートが欲しい球団なら、小園を1位指名してくる可能性が高い。

楽天西巻が1年目の現時点で既に1軍の試合に出ているし、小園も入団するチーム事情によっては1年目からの起用もあり得る。

だが守備面で問題無くとも打撃面でどうなるかが、小園の不安なところであり、1年目は2軍でしっかり経験を積ませた方が良いだろう。

守備面でもプロの打球に対応するのに多少時間がかかるだろうし、打撃面でも木製でしっかり打ち返せるか対応が必要だ。

1年目300打席以上は経験し、そこで結果を残してから2年目以降1軍を見据えてという形になってくるだろう。

3年目には1軍のショートレギュラーに入ってくる可能性があるし、ソフトバンク今宮のような打者になるのではないだろうか。

機動力を活かすとしたら1・2番で、打率3割以上で守備が良く10年任せられるショートが理想形だろう。

 

www.hamanontan-baseball.com

 

こちらもどうぞ

www.hamanontan-baseball.com

www.hamanontan-baseball.com

【スポンサーリンク】