データで語るドラフト・育成論

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【ドラフト2018】勝又 温史(右投・日大鶴ケ丘)についての1000文字考察

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勝又 温史(かつまた あつし)

180cm 79kg

右投左打

守備位置:投手

最速 152km

選手としての特徴

高校生最速右腕。

夏の甲子園には出れなかったが、西東京大会では決勝戦で最速152kmを記録し、馬力がありオリックスの高卒2年目・山本由伸のようなタイプとのスカウト評価。

投手としては直球の球威が1番の武器で、変化球はスライダーやフォークなどを投げるが、高校では直球主体の投球で抑えてきた。

打者としても評価が高く、西東京大会では打率.450以上、本塁打も打ち、スカウトからはバットコントロールの上手さなど技術面で評価が高い。

150km超を投げれる点からプロからは投手として指名されそうだが、打者として見てる球団もありそうだ。

野手としては外野手で、身体能力の高さと強肩が評価され十分守れる。

 

管理人から見た進路と将来

 甲子園は逃したものの、高校生投手最速の152kmを投げ、打撃も長打力あり投打でスカウト評価が高い。

素材としての良さを評価されて、ドラフト上位指名もあり得る。

投手と野手のどちらが良いか、スカウトの評価が分かれるところだが、152kmを投げれる点で投手となりそうだ。

ポテンシャルを考えると2軍でも早期に登板ありそうだが、制球面での修正が入るかもしれない。

夏の県予選でも球がばらつき四球が多く、全力で投げているがゆえの消耗の激しさも見えた。

フォームの修正やペース配分の考え方など、プロ入り後に覚えることは色々ありそうだ。

1年目はそんな修正など込みで2・3軍で30イニング程度投げれれば良いだろう。

2年目から本格的に2軍ローテ投手としてコンスタントに投げれるようになり、80イニング以上は期待したい。

ここで内容良く結果を残せれば、3年目には1軍昇格となれるだろう。

ポテンシャルを考えたら将来チームのエース級になってもおかしくないが、反面今の課題を修正できなければ、プロでそこまで活躍できず終わるかもしれない。

危うさを持ってる故に、できれば育成がしっかりしたチームや良いコーチに恵まれて欲しい。

 

www.hamanontan-baseball.com

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