盗塁センス抜群のスピードスター
動画
ハイライト 帝京第五vs岡豊 2016年 高校野球 秋季四国大会
総評
四国大会では持ち前の出塁率の高さと積極的な盗塁が活き、チャンスメイカーとして存在感をアピールした。
特に盗塁は新チームになってから45個(54試合)を記録し、毎試合のように仕掛けていく積極性が見られる。
四国大会では選球眼良く、出塁率が6割を超えているため仕掛けるのに理想的な状態だった。
三塁打を1つ記録しているが、長打を売りにする打者ではなく、パワーはそこまで無い。
身体が小さいこともあり、コツコツ出塁していくタイプと言える。
遊撃守備に関しては四国大会で無失策で、もともと失策の少ない堅実な守備ができている。
この体格だとプロ入りは難しく、仮に目指すとしても大学や社会人などを経由して時間をかけてからプロ入りを目指すことになるだろう。
体格と共にもっと長打を打てるようになる必要があるが、現時点でそれを求めるのは難しく、高校時代は長打よりも、自分の持ち味の出塁や盗塁を磨いた方が良い。
センバツでもチャンスメイカーとして出塁し、盗塁する活躍を見せて欲しい。