成長途中のアンダースロー
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総評
希少な右のアンダースロー
最速141kmでノビがあり、下から浮き上がる直球で打者を打ち取るが、秋季リーグでは結果を残せなかった。
イニング以上の被安打数でアンダースローの長所である打ちにくさが影を潜め、球にキレが無いことから三振よりも四球が多い結果となった。
大学の成績を見てもこれまで被安打率や奪三振率が好成績だったシーズンがまだ無く、アンダースローもまだまだ発展途上といった感じだ。
球界に少ないタイプだが、この結果ではプロ入りは難しいだろう。
アンダースローを活かすなら打ちにくい投球を磨くのが良く、そのためには球のキレが重要になってくる。
現時点でプロ入りを考えるよりも、しっかり時間をかけて自分の武器を完成させてからの方が良いだろう。
希少なタイプだけに社会人からの誘いはあるだろうし、そこで更に磨きをかけていけば現ヤクルトの山中のようにプロでも活躍できるようになるはずだ。