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○総評
仙台育英のショートと言えば、2015年ドラフトで注目を集めた平沢(ロッテ)がいるが、その背番号「6」の後継者がこの西巻だ。
平沢と比べると打撃面ではまだ及ばないが守備走塁面では光るものを持っている。
秋は東北・神宮と毎試合安打で結果を残し、長打も打っている。
広角に打てるバットコントロールが魅力で、それに加えて俊足を活かして内野安打・二塁打を取りに行けている。
平沢と比べて大きく異なるのが打撃の力強さだろう。
バットコントロールと俊足で「巧い」打撃はできていても「力強い」打撃はまだできていない。
ゆえに足を活かした1番打者として起用されているのだろうが、さらに注目を集めるには打球の飛距離を伸ばして3番打者を任せられるようになった方が良いだろう。
守備は投手を任せられるほど強肩で秋大会は無失策と安定感もあり、この点は平沢以上になれる可能性を秘めている。
現時点ではまだドラフト上位候補になるほどの力が足りていないと思うが、この冬にどれだけ力をつけて春・夏で結果を残せるかで評価は変わってくるだろう。
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