データで語るドラフト・育成論

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【ドラフト2016】櫻井一樹(投手・八戸学院光星) 選抜後

3年春の選抜後の記事になります。

 

選抜前の記事はこちら

プロフィール

櫻井 一樹(さくらい かずき)


2016センバツ1回戦 八戸学院光星ー開星

生年月日:1998年 7月29日

171cm 73kg

右投右打

最速139km

群馬県出身

 

 

データ

15年選抜高校野球大会成績

2試合 11回2/3 防御率1.54 WHIP0.94 K/BB3.33

被安打率6.17 奪三振率7.71 与四球率2.31

 

2試合のうち1試合目が先発、2試合目が救援の登板でしたが、どちらも安定した成績を残しました。

元々投球に安定感があるので、今大会でもそれが問題なく発揮されていたと言えるでしょう。

球速が秋から上がらなかったのが、やや残念なところですね。

成績面では問題ないので、あとは内容でどれだけ改善していけるかが大事になってくるでしょう。

 

投球考察

秋と変わらず制球と変化球のキレを重視した丁寧な投球です。

テンポや投球術も良く、安定感は十分示せていますね。

高校の大会で勝ち上がっていくには文句の無い投球と言えるでしょう。

ただ、プロを目指すとなると、現時点ではまだ指名される投球とは言えないです。

直球にノビはありますが、やはり球速が140kmに届かないとスカウトもなかなか指名対象として見れないでしょう。

即プロ入りを目指すなら、球速を上げていくことを1番に考えていった方が良いでしょう。

 

将来性・タイプ

現時点で非常に安定感ある投球ができていて、技術面は十分でしょう。

あとは球威やキレを磨いていくための基礎能力を向上させることが大事になってきますが、現時点ではまだプロに行けるほどではないので、時間をかけて力をつけていくことになると思います。

やや遅咲きになるかもしれませんが、しっかり基礎能力がつけば技術面がしっかりしてるので、そこからプロへの道筋も見えてくるでしょう。

 

ドラフト指名予想

おそらく大学・社会人行きとなるでしょう。

そこでしっかり球威を上げていけば、3・4年後にはプロスカウトも注目する投手になっている可能性があります。

今から急いで球威をつけようとしても、逆に投球のバランスが崩れてしまう可能性もありますから、焦らずじっくり力をつけていった方が良いですね。

 

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