データで語るドラフト・育成論

成績・データからドラフト候補や若手選手の育成状況についてまとめているブログです。高卒ルーキー・新人王候補・独立リーグの成績は定期更新。

【育成】高卒1年目野手の2軍成績から予測する、将来の活躍

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高卒1年目の2軍成績が良い選手はその後も活躍しやすい、というのはこれまで色々とブログで取り上げてきましたが、今回は実際の2軍成績を見て確認してみます。

※対象:2005年~2019年 高卒1年目野手・200打席以上

OPS.800以上の選手と成績

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OPS.800以上の選手に関しては、その後1軍主力として活躍するのはほぼ間違い無しと言っても良さそうです。

既に1軍主力となっている選手だと、森友哉筒香嘉智中田翔らで、チームの主軸として文句無しの活躍で球団の顔にもなっていますね。

2019年には村上が高卒2年目で1軍主力級の活躍となり、高卒1年目のこの成績の良さを裏付ける形になりました。

そして2019年は育成1位指名の山下が高打率で素晴らしい成績を残しました。彼も今後が非常に期待できる選手ですね。

清宮村上と同じ年代でまだ1軍で大きな結果を残すには至ってないですが、まだまだこれから成績を上げてくる可能性を持っているでしょう。

この中だと淺間がやや伸び悩んでる感じですが、1年目にこれだけ結果を残したのですから、何かしらキッカケがあれが一気に1軍戦力になれそうです。

しかしやはり、OPS.800以上の成績を残していれば将来の主力級になる素質は十分持ってると言えそうですね。

 

OPS.700~.799の選手と成績

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OPS.700台の選手についても1軍で主力級の活躍をしている選手が多いですし、これからそう育っていく可能性を持った選手もいます。

陽・近藤・坂本は1軍の上位打線を任されるまで育ってますし、渡邉諒は2019年に規定打席に到達、関根・中井・江川は1軍控えがメインですが2軍は完全に卒業レベルの選手になってます。

高木渉・坂倉・安田・高濱・西巻などもこれから1軍で活躍する可能性は十分に持ってますね。

田中大二郎が活躍できずに戦力外となってるので、一概に全員活躍するとは言い切れない成績です。

この成績帯なら少なくとも1軍戦力にはなりそうですね。レギュラー~控えクラスで幅は広いですが、1年目でここまでの成績なら十分期待して良いでしょう。

 

OPS.650~.699の選手と成績

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OPS.650以上でも、鈴木誠・西川・山田哲・岡本などチーム主力級まで育った選手はいますね。

大田や石川慎吾のように移籍してから活躍した選手もいますし、高橋周平もレギュラーを掴みつつあるところをみると素質ある選手は多そうです。

こう見ると鈴木将・平沢なども1軍主力級~1軍控えまで育つ可能性を持ってると言えます。

この中だと鵜久森がちょっと伸び悩みましたね。大嶺翔太は1年目の成績は悪くなかったのに素行面での問題が酷すぎました。

 

OPS.600~.649の選手と成績

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OPS.600前半でも岡田貴(T-岡田)・今宮・川端・桑原など1軍主力級がいますね。

反面、この辺りから1軍レギュラーを掴みきれなくなってる選手もいます。高城・橋本到・乙坂・武田・谷口・永江らがそのような状態です。

将来性を考えるとオコエ・石川亮・今井・廣岡・細川なども楽しみな選手ですし、期待できる選手はやはり多い層と言えますね。

高卒で競合ドラ1の小園藤原がここにいるので、彼らがこれからどうなるかも気になるところです。

レギュラー・控え問わずに1軍で戦力となる可能性が高いのはこのラインまでと言えそうです。

 

OPS.550~.599の選手と成績

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OPS.500台後半の選手達で1軍で活躍するレベルになってくると、全体的に捕手や二遊間の選手が多いですね。

この成績だと打撃力のみで1軍レギュラーを掴むのは難しく、守備面でも評価が必要になってきます。

ですが浅村のようにその後の活躍が素晴らしく、FAで高額移籍するほどの二塁手となった選手もいます。

1軍レギュラー級だと他には大和もいますね。大和は守備面での評価がとても高くレギュラーを掴んだと言えそうです。

2018年のドラフトで最も注目を集めた根尾もここにいます。彼もこれからどうなるか。

ただ1軍レギュラークラスは現状だとこの2名ぐらいで、他の選手はまだ控えか1軍でなかなか活躍できてない選手が多いです。

 

OPS.500~.549の選手と成績

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OPS.500台前半の選手になってくると、上記の.500後半の選手と比べても更に打撃よりも守備よりの選手が多くなってきますね。

1軍レギュラークラスとなると中島卓がいますが、この選手は完全に守備面でレギュラーを掴んだ選手といえますし、北條も現時点では守備面の評価で1軍ショート争いの立場にいます。

松本剛のように元々内野手だったのが、外野にコンバートされて打撃成績が向上した選手もいますが、なかなかレギュラーとして定着しきれてない現状も見えます。

この成績帯でも将来的に1軍レギュラーを掴めないことは無いですが、打撃を売りにする選手にはなり辛く、守備面での貢献がかなり必要になってくるところでしょう。

 

OPS.500未満の選手と成績

名前・成績は伏せますが、1年目に200打席以上与えられてこの成績帯だと、1軍主力として活躍した選手は皆無になります。打撃成績を伸ばした選手もいますが、なかなか1軍で活躍するまでには至らない状態です。なので1軍昇格自体もなかなか少なく、1度も昇格しないまま戦力外となるケースも多いです。ここから1軍戦力になるには過去に例のない大きな成長が必要で、ある種そこまで成長させることができれば、球団の育成は称賛に値するものと言えるかもしれません。

 

まとめ

高卒1年目の成績だけでその選手がどう成長するかを考えるのは短絡的ですが、データとしてまとめると1年目の成績とその後の活躍ぶりとで、ある程度リンクしてることが分かります。

やはり2軍成績も良い方が、その後1軍で活躍する可能性も高くなってきています。

選手がどう育つか予測する1つの判断材料として、こういう点を見てみると良いかもしれません。

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