データで語るドラフト・若手育成・独立リーグ

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【ドラフト2018】ソフトバンクのドラフト1位指名予想

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12球団のチーム状況と今年のドラフト候補達の情報を踏まえた上で、1位指名予想をしていきます。

ただ予想だけ知りたい場合は、目次の「1位指名予想」でジャンプをおすすめします。

福岡ソフトバンクホークス

目次

現状分析

1軍

野手陣評価

破壊力ある打線は健在。内川はもう後継者必須。セカンドは牧原が台頭。

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チーム打率 リーグ2位

1試合平均得点 リーグ2位

1試合平均本塁打 リーグ1位

チームOPS リーグ2位

打撃成績はリーグ2位の実力で本塁打数多く、破壊力のある打線になっている。

だが、昨年と比べてスタメンで変わったところと言えばセカンドに牧原が出てきたぐらいで、未だ内川・松田の35歳以上のベテランに頼っている状態。

松田は今季20本塁打以上・守備も上手くまだまだ若手に譲らない実力を見せているが、内川はもう打率.250を切っており、OPSも.600台と一塁手の打力では無くなっている。

5月に足を負傷して2軍降格、その後回復して1軍に上がってきたものの調子が出ず、8月に入って再度2軍降格となっており、怪我の影響も大きそうだ。

代役として1塁は福田秀平・中村晃・西田・明石などが起用されているが、後継者はまだ決まっておらず、来年はこの一塁をどうするかが課題になってくるだろう。

 

[捕手]

今年は捕手陣に怪我人が相次いだが、その中でも甲斐(25)が正捕手として1軍に居続け、捕手陣の完全崩壊を防いだ。

打撃はOPS.600前後だが、高い守備力でチームに貢献し、扇の要としての役割を十分に果たしているのは大きい。

年齢的にもまだまだ正捕手として活躍し続けられるし、1軍捕手は甲斐がいる限りは安泰だ。

だが万が一、甲斐が怪我した場合の2番手が難しく、現状だと高谷(36)市川(33)がいるが、2人とももうベテランの年齢で、彼らに代われる若い捕手が出てきて欲しいところだろう。

 

[一塁手]

昨年までは内川(36)が4番を務めていたが、今年は怪我により打撃が不調となり、年齢を考えてもいよいよ後継者が必要な状態になってきた。

一塁手なので外国人補強がしやすいポジションだが、オフに動くのか。

それとも福田秀平(29)中村晃(28)を起用するか。

ドラフトの動向を含めて、補強を考えなければならなくなってきている。

 

[二塁手]

昨年から固定できてないところで、今年もシーズン中盤までは川島(34)・本多(33)・高田(28)などが起用されていた。

後半に入ってから、牧原(25)が台頭。

打率.350近くでOPS.800台と打撃で結果を残しスタメンで出る機会が増えている。

守備面は時々ミスはあるものの足を活かした広い守備範囲で、躍動感あるプレーができている。

まだ25歳と若く、ずっとレギュラー固定できなかったポジションにようやく若きレギュラー候補が出てきた。

 

[遊撃手]

ここは今宮(27)がずっとレギュラーを守っており、今年もショートで最多出場している。

だが今年は6月に肘を痛め、登録抹消も経験しており、少し心配な事態もあった。

ショートの代役では高田や西田哲朗がいるし、今宮も既に復帰して試合に出ているので問題はないが、ずっと今宮一人に任せてきたポジションなので、いざという時の備えは大事になってくるだろう。

 

[三塁手]

ここはベテランの松田(35)が今年もレギュラーで全試合出場している。

打撃面では本塁打27本。守備でも動き良く12球団のサードの中でもとても上手い方で、攻守にまだまだ衰え知らずだ。

現状で松田を外す理由は全く見当たらないが、年齢的なことを考えれば後継者はもう必要だ。

内川のように怪我からいきなりパフォーマンスが低下する恐れもあるし、この年齢だと1年1年慎重に見なければならない。

高田(28)や西田(27)が試合途中からサードに入ることが何試合かあったが、次世代のサード候補をこうした形で起用していくのも考えるべきだろう。

 

[外野手]

 レフト中村晃(28)・センター柳田(29)・ライト上林(23)がレギュラーで固定されていて、シーズン通して殆どこの形のままだった。

変わるとしたら、中村晃がファーストの守備に就くことがあり、その場合はレフトに長谷川(33)・グラシアル(32)が入っていたぐらいだろう。

レギュラー3人は全員20代で若く、それぞれ攻守で結果を残して文句のないレギュラー陣になっている。

控えだと長谷川(33)や福田秀(29)がいるが、現レギュラー陣よりも年齢が高いので後継者としては難しい。

他の選手を見ても30歳前後が多く、数年後に中村晃・柳田などの世代交代を考えると、現時点で1軍にはいない。

 

投手陣(先発)評価

若くて実力のある投手が揃っており、2軍からも上がってきて充実した布陣

チーム防御率 リーグ3位

先発防御率 リーグ3位

防御率で見ると良くも悪くもないという成績だが、先発の層を考えるとむしろ充実してると言えるだろう。

主な先発はバンデンハーグ(33)・千賀(25)・石川柊(26)・武田(25)・中田賢(36)で、バンデンハーグ・千賀・石川柊の3人は2桁勝利を挙げている。

バンデンハーグ(33)と中田賢(36)は今年やや成績を落としており、年齢的なことを考えてもそろそろ先発ローテで起用していくのは難しくなってきそうだ。

ただ、この2人に代わる投手としてミランダ(29)・大竹(23)が出てきて、2人ともまだ試合数は少ないが好投しており、来年の先発ローテに入ってくる可能性が十分ある。

他にも東浜(28)・松本裕(22)も先発で結果を残していて、先発投手陣は来年以降もあまり心配する必要が無いくらい充実してると言える。

特段、問題点という部分は無く、先発防御率がやや高いのは中田賢(36)や摂津(36)が投げて炎上することがあったためで、他の20代の投手達でそんなに悪い状態の投手はいない。

 

投手陣(リリーフ)評価

盤石と言える投手が少ないが、加治屋・森唯の5年目コンビが勝利の継投入り

リリーフ防御率 リーグ3位

主なリリーフは加治屋(26)・森唯(26)・モイネロ(22)・嘉弥真(28)・二保(28)らでそれぞれ30登板以上投げているが、防御率で見るとワンポイントの嘉弥真が0点台で素晴らしいが、他の投手は全員3点台以上で、モイネロは4点台・二保は5点台とあまり良い内容とは言えなくなっている。

ただ加治屋は5年目にして初の60登板を投げており、も今年から抑えに抜擢され30セーブ目前まで来ている。

2人とも3点台でリリーフ失敗することもあるが、力をつけてきた若手でこれからに期待ができる投手だ。

年齢的には全員20代で若いので、この形で来年はもっと安定していければ良いだろう。

 

2軍

野手陣評価

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[捕手]

捕手は谷川原(21)が主に起用され、張本(27)・堀内(21)が続く形になっている。

この3人だと谷川原の打撃がOPS.650以上で捕手としては良い方になっていて、年齢的なところもあってメインで育てられてると言えるだろう。

谷川原は守備面だと捕逸がやや多くまだ課題があるが、それもこれから修正していけば良い捕手になれそうだ。

堀内もまだ若く、谷川原と比べると打撃は結果を残せていないが、守備に定評があり、今年は1軍の捕手事情もあって支配下登録を果たした。

張本はもう27歳で大卒5年目だが、なかなか結果を出せずに停滞してる状態だ。

この他だと栗原(22)九鬼(20)もいるが、2人とも今年は怪我で離脱していた時期があり、試合自体はあまり出ることができていなかった。

2人とも捕手としての素質はあり、攻守で結果を残せるポテンシャルを持ってるので、来年の活躍に期待だろう。

若手捕手が多く、競わせることができてるので新しい補強はそこまで必要ではなさそうだ。

 

[一塁手]

三森(19)・コラス(19)・明石(32)が主に起用されている。

3人とも他のポジションとの掛け持ちで、一塁手として育てるよりかは打席を与えるために一塁で起用してる形だ。

三森・コラスは二人ともまだ若いが、2軍でOPS.700近い成績でここからの成長が楽しみな選手だ。

明石OPS.800近く、内外野守れて1軍でも便利屋的な起用をされていて、こうした役割に定着している。

育成的には三森・コラスの若い二人をしっかり育てようとしていて、来年以降もこの形でも問題ないだろう。

ただ直近の問題では1軍でファーストの補強が必要になってきてるので、それを補う力はまだこの二人には無い。

来年の一塁手は他のポジションから上げるか、外部補強に頼るしかないだろう。

 

[二塁手]

二塁は多くの選手が起用されていて、誰かを固定して育てるという形にはなってない。

三森(19)・本多(33)・明石(32)・川瀬(20)・牧原(25)

この中でも牧原は1軍で結果を残してレギュラーを掴みつつある。

本多・明石は牧原の控え的な起用になっていて、ベテランとしてサポートする形だ。

なので実質的に二塁手で育てているのは三森と川瀬になる。

三森はファーストとの併用。川瀬はショートがメインでセカンドはサブ的な起用だ。

三森一塁手での記述通りOPS.700近くの打撃で、川瀬は打率.300 OPS.700超えと三森よりも内容の良い成績だ。

川瀬は300打席以上立っているので、そろそろ1軍から声がかかってもおかしくない。

1軍で牧原が来年定着できるかは分からないし、川瀬が必要とされる可能性は十分ある。

 

[遊撃手]

ショートは川瀬(20)がメインで起用されており、続いて茶谷(20)高田(28)が多く起用されている。

高田は育成という段階ではなく、1軍でもう何試合も出て起用されているので、実質的には川瀬茶谷を育てている形だ。

茶谷は内野全部を守っていて、特にサードとショートが多い。

元々はサードとして育てられていたが、セカンドやショートも任されるようになった形だ。

ただ成績面だと攻守両面で川瀬が1歩進んでいるため、川瀬がメイン起用となっている。

川瀬は二塁手の方でも記載したが、成績がとても良く1軍から声がかかる可能性も見えてきている。

1軍の今宮(27)の後釜としても期待できる選手で、ソフトバンクとしてはしっかり育てていきたい選手だろう。

 

[三塁手]

サードは茶谷(20)がメインで起用されていて、次に美間(24)西田(27)が起用されている形だ。

3人ともサード以外のポジションも守っているが、茶谷と美間はサード起用が1番多い。

西田は1軍にも上がっているので、実質的には茶谷と美間を育ててると言えるだろう。

現時点で2人ともサードとしては打撃力が物足りない感じで、茶谷OPS.600を切っており、美間OPS.600台だが打率が2割前半で、打撃を売りにする選手とは言いづらい。

1軍サードは松田(35)がレギュラーで主力として活躍していて年齢的にそろそろ後継者が必要だが、今の茶谷と美間だと1・2年以内では後継者としては難しいだろう。

ファーストと同様、もし来年サードを守る選手が必要なら、他のポジションの選手がやるか、補強するしかない。

茶谷も美間も、まだじっくり2軍で育てる期間が必要だ。

 

[外野手]

外野は釜元(25)・周東(22)・真砂(24)・塚田(29)が主に起用されている。

釜元・塚田・真砂は200打席以上でOPS.800超えており、塚田は1軍でも40打席程度だが起用されており、3本塁打と結果を残している。

釜元・真砂はまだ1軍で結果を残すまでに至ってないが、2軍でも上位の打席数を与えられ育てられてるので、次世代のレギュラー候補の意味合いで育てられているだろう。

1軍外野手は レフト中村晃(28)・センター柳田(29)・ライト上林(23)の3人で鉄板だが、彼らの控えや後継者がまだ出てきておらず、釜元・真砂はまだ20代前半でその候補とも言えるだろう。

周東はまだ2軍でもOPS.600に届いてないが、22歳でルーキーで2軍起用されてるので、チームとして期待されていると思われる。

 

投手陣評価

50投球回以上投げているのは笠谷(21)・高橋純(21)・摂津(36)・笠原(23)・大竹(23)・古谷(19)の6名。

この中でも大竹支配下登録を勝ち取った上、1軍昇格して好投もしている。

摂津防御率2点台前半で好成績だが、1軍では炎上しており年齢的な衰えは隠せない状態にきてるだろう。

笠谷・笠原防御率3点前後で、まずまずな成績だがもう少し内容を改善していく必要がありそうだ。

高橋純・古谷防御率高く、まだ来年も2軍漬けで育てることになるだろう。

大竹が上がって1軍への戦力供給はしっかりできてるし、1軍にも若い投手が多いので、先発はそんなに急いで育てる必要は無い状態になっている。

新しく育成する投手を入れる必要はありそうだが、よほど凄い投手でない限りは育成指名で十分だろう。

リリーフだと高橋礼(22)・川原(27)・渡辺健(21)あたりが防御率1点台で好投している。

高橋礼は1軍でも投げて、少ないイニングながら好投できていて、来年以降リリーフで期待できるだろう。

川原・渡辺健は2人とも育成選手だが、好投し頭角を現しつつある。

この内容で来年支配下登録を勝ち取り、1軍で好投できればまた育成選手からの成功例になれるだろう。

1軍は20代のリリーフが多いが、まだ安定してるとは言えないので昇格して活躍するチャンスはある。

1軍リリーフを盤石にするのなら即戦力のリリーフ補強が必要だが、若い投手が多いので彼らの成長を見ても良いかもしれない。

 

指名ポイント

現状分析をした上で、ソフトバンクが今ドラフトで指名するポイントを挙げてみる。

 ①内川・松田の後継者となる将来の主軸候補

 ②不安定なリリーフ陣に入れられる勝ち継投を任せられる投手

 ③時間をかけても良いので将来のエース級に育つ投手

①は、直近で見るとやはり1番は内川・松田の後継者になってくるだろう。

ファーストとサードになり、どちらも外国人補強をしやすいポジションではあるが、どっちも外国人にするわけにはいかず、球場を活かしたスラッガー候補は必要と言える。

現時点ではこの2人が抜けても誰かしらが1・3塁に入ることはできるが、この2人の全盛期のような打撃ができる選手は現実的にいない。

2人の本当の意味での後釜となると、1位指名級のスラッガーが必要だ。

②は、若干不安定な1軍リリーフ陣を考えて指名ポイントに入れた。

だが若いリリーフが多く、この中から誰かしらが1軍で抑えるように育ってくるとは思うので、すぐに必要とは言えず良い投手がいれば…という程度で良いだろう。

③に関しても、現状で20代中盤の投手が沢山いて、育つ環境になってるので彼らの成長待ちでも問題無い。

直近で本当に必要なのは①のみと言っても良さそうだ。

 

1位指名予想

ここまでのまとめをふまえて、ソフトバンクの1位指名はこの選手と予想する。

根尾 昂(内野手大阪桐蔭

理由は明白で、内川・松田の後継者となれる内野のスラッガーが欲しいところだ。

今年の高校生内野手だと、根尾が1番適任と言えるだろう。

根尾は遊撃手を守っているが、三塁も大丈夫だと思うし、こっちの方が打撃に専念できて育ちやすいだろう。

場合によっては牧原をサードへ移し、根尾をセカンドで育てることも可能だと思うし、起用の形にも融通が利く。

ソフトバンクの本拠地は打者有利だし、高校生の育成に定評があるソフトバンクなら良いスラッガーに育ちそうだ。

根尾以外だと、林晃汰や野村大樹が候補になりそうだが、インパクト的にはやはり根尾が強く、昨年清宮を逃したことを考えても、狙ってくる可能性は高い。

 

 

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