データで語るドラフト・育成論

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【ドラフト2018】上茶谷 大河(投手・東洋大)についての1000文字考察

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上茶谷 大河(かみちゃたに たいが)

181cm 85kg

右投右打

守備位置:投手

最速 151km

4年春のリーグ戦成績

 10試合 70回2/3 被安打47 奪三振87 与四死球17 自責点18

防御率2.29 被安打率5.96 奪三振11.08四死球2.17

選手としての特徴

完成度の高い即戦力右腕。

大学3年生まではリーグ戦登板が数試合程度という無名に近かったが、4年春のリーグ戦では先発エースとして70イニングを投げ、リーグ防御率2位の成績を残した。

球速は最速151km。常時140km中盤の球速で、スライダー、カットボール、フォーク、スプリットなど変化球を混ぜた投球スタイル。

変化球のキレはスカウトからも高く評価されていて、幅の広い実戦向きな投球スタイルだ。

制球力が良く投げミスが少ないし、試合の組み立て方の上手さも評価できる。

 

管理人から見た進路と将来

即戦力右腕としてドラフト1位指名される可能性は高い。

投手としての総合力が高く、実戦向きな投球スタイルでプロ入りしたら開幕からローテーション入りもあり得るだろう。

松本航(日体大)と同じ即戦力先発で、実力もほぼ拮抗してると言える。

だが松本は大学1年からずっとリーグ戦で投げてきたのに対し、上茶谷は本格的にリーグ戦で投げ始めたのが大学4年からで、疲労や肩の消耗といったところでは上茶谷の方が安心できると言えそうだ。

ドラフトでは即戦力投手が欲しい球団は1位候補に入れてくるだろう。

秋のリーグ戦成績によっては1位指名を明言する球団が現れるかもしれない。

プロ1年は開幕から登板し、新人王を狙えるだろう。

直球の球威がもう少し欲しいところで、プロでも成長して欲しい。

150kmをコンスタントに出せるようになれば、チームのエース級投手にもなれる力はあるだろう。

www.hamanontan-baseball.com

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