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【ドラフト2018】柿木 蓮(右投・大阪桐蔭)についての1000文字考察

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柿木 蓮(かきぎ れん)

181cm 84kg

右投右打

守備位置:投手

最速 151km

3年夏の甲子園成績

試合 相手 回数 打者 球数 安打 本塁 三振 四死 失点 自責
1回 作新学 9 33 105 6 0 8 1 1 1
2回 沖学園 1 5 24 1 0 3 1 0 0
3回 高岡商 4 14 66 2 0 5 0 0 0
準々 浦和学 4 13 50 1 0 6 0 0 0
準決 済美 9 37 155 7 0 10 3 2 1
決勝 金足農 9 34 112 5 0 7 3 2 2
合計 36 136 512 22 0 39 8 5 4

防御率1.00 WHIP0.83(※死球含む)

被安打率5.50 奪三振率9.75 与四死球2.00

 

選手としての特徴

バランスの良いまとまった右腕。

夏の甲子園前まではスカウトから球威不足が指摘されていたが、甲子園で151kmを計測し、その課題を見事にクリアしてきた。

大阪桐蔭勢は根尾・横川なども投手として投げているが、彼らに比べるとやや特徴が見え辛いところがあった。

だが反面、総合的な投手としての能力は高く、今夏には151kmを出してきたことで、本格派として開花し始めたと言って良いだろう。

変化球のスライダー・フォークなどはスカウトからキレの良さを指摘されており、直球と合わせて一流投手への道を歩んでると言える。

 

管理人から見た進路と将来

夏の甲子園での奮闘を見ると、3位までに指名されることもありえる。

球威が伸びてきてバランスの良い本格派タイプになってきた。

高校生投手の中では安定して投げられる方で、プロ入り後も割とすぐに2軍のマウンドに立てるだろう。

1年目は2・3軍で50イニング以上は投げれるだろう。

2年目は2軍の開幕ローテ入りし、シーズン通して2軍でローテを守る力がついてそうだ。

この段階で直球の球威だけで2軍の打者が打ち取れるぐらいになっていてほしい。

現時点ではまだ直球の球威が弱く、プロでも球威を上げることが求められるだろう。

そうして3年目に1軍で登板し、ある程度成績を残す、という流れが順調な成長と言えそうだ。

将来像としては、正直チームの絶対的エースというのは現時点では見えない。

ただローテを安定して守り、チームとして重宝される先発にはなれそうで、凄くなくても良い先発を期待する。

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