データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【育成】オコエ選手の起用に苦言を呈す

普段はドラフト候補の記事をメインに書いてますが、今回は色々と言いたいことが溜まってきたので、書き綴りたいと思います。

 

 

オコエ選手の今の状態

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楽天の昨年度ドラフト1位指名、オコエ選手ですが、開幕から1軍に抜擢されるもこれまで6打数無安打となっています。

先日の試合でスタメン起用されましたが、1軍の投手に全く歯が立たない打席内容でした。

果たしてオコエ選手をこのまま1軍で起用していて良いのでしょうか?

 

実戦経験の差

オコエ選手を1軍で起用しているのは、育成目的という見方もできます。

2軍でいくら打てても、1軍で打てなきゃ意味が無いという考えがもとになっていて、これはある意味正しいと言えるでしょう。

ただし、それなら1軍でもそれなりに打席に立たせる必要があるでしょう。

今のオコエ選手はわずか7打席しか経験してません。

比較対象として同じ高卒ルーキー野手の他の選手を見てみると、もう既に以下の打席数となっています。

 DeNAの青柳選手:63打席

 ヤクルトの廣岡選手:60打席

 日本ハムの平沼選手:53打席

 ロッテの平沢選手:46打席

いくら1軍が2軍よりも良い環境であるとはいえ、他の選手が既にこれだけ打席数を経験してるのに、オコエ選手は彼らの5分の1にも満たない打席数では、彼らよりも育ちやすいとは言い難いでしょう。

 

1流選手となった高卒野手に共通していること

近年の高卒野手で1流選手となった選手達は、高卒1年目にどれだけ打席数を与えられていたか、調べてみました。

 

高卒1年目の打席数

筒香嘉智(DeNA):461打席

山田哲人(ヤクルト):460打席

陽岱鋼(日本ハム):398打席

坂本勇人(巨人):330打席

中田翔(日本ハム):224打席(途中怪我)

 

独断でこの5人を選んでみましたが、やはり1年目から沢山打席に立っていることが分かります。

怪我で離脱した中田翔でさえ200打席以上は経験をしていますし、筒香や山田に至っては全試合スタメン出場するぐらいでないと、これだけの打席数を経験できないでしょう。

もとから実力があるが故に、これだけ打席数を与えれているという見方もできますが、実戦経験を積ませることが育成において重要であることは見えてくると思います。

 

結論

高卒野手を育てるにはある程度実戦経験を積ませた方が良く、実際に1流選手達は皆それだけ多くの打席数を1年目から経験しています。

オコエ選手のように1軍で経験を積ませて育てるやり方で大成した選手といったら、清原選手ぐらいしかいませんし、その清原選手は1軍で活躍していましたからオコエ選手とは違います。

イチロー選手や松井秀喜選手でさえ、まずは2軍スタートでした。

以上のことから、オコエ選手は早く2軍に行かせて実戦経験を積ませた方が良いと思います。

今のままではオコエ選手はいつまで経っても打撃が向上せず、育成が遅れることは間違いないでしょう。

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