データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】高田萌生(投手・創志学園) 3年夏

3年夏の甲子園後の記事になります。

 

2年秋の時点の記事。

www.hamanontan-baseball.com

 

3年春の選抜後の記事。

www.hamanontan-baseball.com

 

プロフィール

高田萌生(たかだ ほうせい)

生年月日:1998年 7月 4日

178cm 75kg

右投右打

最速154km

岡山県出身

 

動画


高田萌生 創志学園 2016夏の甲子園 2016ドラフト候補

 

データ

16年夏の全国高校野球選手権大会成績

【岡山大会成績】

5試合 38回 防御率0.71 WHIP0.79 K/BB4.13

被安打率5.21 奪三振率7.82 与四球率1.79

【甲子園成績】

1試合 5回2/3 防御率15.88 WHIP2.82 K/BB1.00

被安打率17.47 奪三振率7.94 与四球率7.94

【総合成績】

6試合 43回2/3 防御率2.68 WHIP1.05 K/BB2.92

被安打率6.80 奪三振率7.83 与四球率2.68

 

今年の夏は岡山大会と甲子園で明暗はっきり分かれる内容でした。

岡山大会では全体的に安定してまとまっている内容ですが、甲子園では6回途中までで2桁安打を打ちこまれ自責点10という完全な乱調。

最速152kmを計測しましたが、それでも抑えることができませんでした。

春の選抜でも集中打を浴びて大量失点をしてましたし、打たれたら止まらない癖は春と変わらないですね。

150kmを計測する本格派の投手は藤平・寺島・今井・高橋昂などが高校生でトップ評価にいますが、彼らは皆、県大会では2桁奪三振率を取れていますので、奪三振能力も物足りないですね。

本来なら彼らBIG4にも劣らぬ投手だと思うのですが、上記に挙げた点で結果を残せていないのが彼らよりも1ランク評価が低くなってしまっている原因でしょう。

 

投球考察

150kmを超える球速ながら打たれやすいのは、見た感じだと直球のノビが無いことですね。

最速154kmまで計測したと話題になりましたが、球速を重視するあまり球質が悪くなっている印象です。

高田より球速が遅くてもノビのある球を投げる投手は甲子園で結構見ましたし、球速を意識することが悪い方向へいってるように見えます。

あとは単調な投球になりやすく、直球で押していくこともできないので相手からしたら打ちこみやすい球を投げてしまっているのでしょう。

変化球はスライダーやカーブなどがありますが、直球の球威があってこそ活きてくる変化球だと思うので、プロで結果を残したいならまずは直球を磨くことですね。

 

将来性・タイプ

154kmを投げれる高校生投手は普通に凄いですが、内容的にはまだまだ改善の余地がありますし、このままプロでもすぐに活躍できるようにはならないでしょう。

140km後半でもノビのある球を投げれる方がまだプロで通用するでしょうし、素材として見たら楽しみな点が多いので2~3年は2軍でしっかり投球を磨いてから1軍に上がってくると思います。

150kmを超える本格派な投手なので、今の結果ではなく将来性を見て評価する投手でしょうね。

 

ドラフト指名予想

上位~中位指名と、春からちょっとランクを落としたと思います。

即戦力とは考えず、3年間ぐらい2軍でしっかり見ることができる球団が指名してくるでしょう。

遅くなっても将来的にはチームのエース級になれる素材だと思いますし、しっかり本格派で育てることができるチームに指名されると良いですね。

 

☆他のドラフト候補一覧はこちら

【スポンサーリンク】