データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】寺島成輝(投手・履正社) 3年夏

3年夏の甲子園後の記事になります。

 

2年秋の記事はこちら。

www.hamanontan-baseball.com

 

プロフィール

寺島 成輝(てらしま なるき)

生年月日:1998年7月30日

183cm 86kg

左投左打

最速150km

大阪府出身

動画


2016夏 履正社 × 大体大浪商 怪腕 寺島成輝 全ストライク

 

データ

16年夏の全国高校野球選手権大会成績

【大阪大会成績】

4試合 29回 防御率0.31 WHIP0.79 K/BB4.30

被安打率4.03 奪三振率13.34 与四球率3.10

【甲子園成績】

3試合 25回2/3 防御率1.05 WHIP0.78 K/BB2.75

被安打率4.21 奪三振率7.71 与四球率2.81

【総合成績】

7試合 54回2/3 防御率0.66 WHIP0.79 K/BB3.61

被安打率4.12 奪三振率10.70 与四球率2.96

 

大阪大会では安定した投球で最速149kmを計測するなど、高校生No.1左腕としての評価通りの投球ができていました。

履正社の2番手の山口投手と試合を分担して投げることで連投もなく、良い状態で投げれたのもあり指標はどれも良い数値です。

甲子園では大阪大会ほどの奪三振はとれなかったものの、打たせて取る投球で安定しており、投球の巧さも見ることができました。

特に横浜高校戦では三振よりも打ち取る投球を心掛け、2度の雨天中断があったにも関わらず9回1失点での完投は流石の安定感と言えるでしょう。

大阪大会・甲子園を通じて打ちこまれて失点するという場面が無く、打者が捉えにくい投球ができていたことが分かります。 

 

投球考察

身体が大きく安定して、力感が無いですがノビのある直球を内外角に投げ分けることができています。

高橋昂に比べると球威はそこまで無さそうですが、逆に糸を引くような綺麗な直球で打者の手元でのノビがあるように見えます。

変化球が多彩でスライダー・チェンジアップ・カーブ・カットボールなどを上手く使い分けます。

直球も常に全力という訳ではなく、緩急をつけるように投げていて投球の幅が広いですね。

そして最大の魅力は安定感で、大阪大会から甲子園まであまり疲労を感じさせず、毎試合ずっと安定したフォームで投球ができています。

この崩れない投球は高校生No.1と言っても良いでしょう。

 

将来性・タイプ

直球に頼らず変化球や緩急を上手に使う投球がダルビッシュに似ていますね。

試合をつくる能力の高さはプロで最も必要ですし、実力的にも今の状態ならプロですぐにでも活躍できる可能性を持っています。

安定感ある左腕はあまりいませんので、こういうタイプの投手は重宝されるでしょう。

あとは直球の球威や変化球のキレなどはまだ伸びる余地があると思いますし、早ければ2~3年後にはプロで2桁勝利を見込めるようになれると思います。

 

ドラフト指名予想

1位指名は確実ですね。

高校生No.1左腕と見る球団も多いでしょうし、競合もあり得ます。

高校生ながら即戦力として見る球団も多いと思います。

左腕不足のチームは指名するべきだと思いますし、左腕が足りているチームでも確実に戦力として考えられるのでトップ評価なら指名するべきでしょう。 

 

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