データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】高良一輝(投手・九州産業大)

プロフィール

高良 一輝(たから かずき)


第64回 全日本大学野球選手権 1回戦 九州産業大 × 仙台大


生年月日:1994年 6月 25日

177cm 77kg

右投右打

最速147km

沖縄県出身 興南高―九州産業大

 

データ

・福岡六大学リーグ通算成績

33試合 16勝1敗 防御率0.76 WHIP0.74 K/BB5.61

被安打率4.77 奪三振率10.81 与四球率1.93 

・同大学リーグ出身の大瀬良大地(広島)の通算成績

57試合 38勝8敗 防御率1.07 WHIP0.95 K/BB3.75

被安打率6.16 奪三振率 8.98 与四球率2.39

同リーグから2013年にドラフト1位指名された大瀬良投手と比較すると、現時点の成績では高良投手が全て上回っています。

特にK/BBが5.61というのは高い数値で、大学リーグは違えど同じドラフト注目選手の田中正義(3.86)、生田目翼(1.37)を大きく上回ってます。

被安打率、奪三振率、与四球率を見ても全て非常に良い数値で、指標だけなら今ドラフトNo.1投手でしょう。

 

投球考察

最速147km 変化球は2種のスライダーが主な武器

大学野球選手権の1回戦で、仙台大の熊原投手(2015年DeNA2位指名)との投げ合いをしました。

その試合は管理人も実際に見に行っていて、当初は熊原投手目当てだったのが途中から高良投手の投球に圧倒されっぱなしでした。

直球に球威があり、制球ミスが全く無く、打たれる気も四球を出す予感も見せませんでした。

スライダーのキレが抜群で三振を次から次へと奪っていく姿は当時の時点でドラフト上位指名される投手と確信しました。

投球フォームはゆったりとした始動から、小さめのテイクバックをとり、球の出所が見にくいところからいきなりオーバースローで投げてきます。

打者はタイミングをとるのが難しく、直球も球速以上に球威があるように見えるため、捉えるのはなかなか難しいでしょう。

大学レベルでは敵無しの投球ができています。

 

将来性・タイプ

欠点があまり無くバランスの良い投手で、プロ入り後は即戦力として活躍を期待できます。

ただ球速が150kmいっていないので、直球の球威を増していかないとエースクラスの活躍は難しいでしょう。

あとは球種と投球術を磨くことですね。

タイプとしてはヤクルトの小川泰弘が似てると思います。

彼も大学時代は最速が147kmでしたが、プロ1年目にリーグ最多勝・最高勝率・新人王のタイトルを獲得しています。

小川投手も打者にとってタイミングがとりづらいフォームで、ストレートの球威とスライダー・カットボール・フォークで三振を取っていってます。

特にフォークがプロ入り後も効果的な変化球となっていて三振をとれるため、高良投手もフォーク系の落ちる球を習得した方が良いかもしれません。

制球良く長いイニングでも安定してるので、プロ入り後も先発一本でいくべきだと思います。

 

ドラフト指名予想

現時点で文句無しのドラフト1位指名でしょう。

田中正義で競合したくない球団が一本釣りを狙う可能性は十分あります。

安定した先発が欲しい球団や、制球の良い投手が欲しい球団は指名すべきだと思います。

 

☆他のドラフト候補一覧はこちら

【スポンサーリンク】