データで語るドラフト・育成論

プロ野球のドラフト候補についての話、プロ入り後の育成についての話を中心に書いていきます。

【ドラフト2016】諏訪洸(投手・亜細亜大)

プロフィール

諏訪洸(すわ こう)


2015/05/12 亜細亜大・諏訪 洸投手、完全試合寸前で國學院大・西浦丈司二塁手にホームランを浴びる

1995年 1月5日

168cm 71kg

左投左打

最速144km

 茨城県出身 下妻二高ー亜細亜

 

データ

・3年春・秋のリーグ戦成績

18試合 6勝3敗 69回 防御率1.96 WHIP1.13 K/BB3.67

被安打率7.83 奪三振率8.61 与四球率2.35 

 

 

九里亜蓮(広島)の大学3年春・秋のリーグ戦成績

10試合 5勝3敗 78回2/3 防御率1.49 WHIP0.84 K/BB5.00

被安打率5.95 奪三振率8.01 与四球率1.60

 

諏訪投手は奪三振率と与四球率がまずまず良い数値で、左腕ながら安定感がありますね。

ただしやや打たれやすい傾向があり、その理由はまずまずの制球力がありながら甘い球の失投もしやすいという危なっかしい面があります。

球威で押すタイプではなくキレで勝負するタイプなので、制球ミスは致命的になりやすいです。

亜大の先輩の九里投手と比較すると、まだ全体的に九里投手に及びませんね。

九里投手も奪三振率と四球率が良い投手でしたが、変化球のキレと失投しない制球の良さが諏訪投手との大きな違いでしょう。

 

投球考察

最速144kmですが、打者がタイミングを合わせづらいフォームです。

振り遅れている打者もいて、ノビがあって打者がタイミングを掴みづらい投球になっていますね。

そしてスライダー・カーブ・チェンジアップなどの変化球を効果的に使い、緩急上手く打者が的を絞りづらい丁寧な投球ができています。

この丁寧さは左腕では上位クラスでしょう。

反面、球威自体があまりないので、投げミスが一気に命取りになる投手です。

動画の完全試合が失敗した一球も、ど真ん中の一番甘いところに球威の無い直球がいってしまいました。

体格的に球威のアップは望みにくいので、投げミスをいかに減らすかが諏訪投手の課題になってきますね。

 

将来性・タイプ

投球的にも体格的にもヤクルトの石川雅規投手によく似ています。

制球とキレは良いものを持ってますし、目指すとしたら石川投手でしょう。

球界で活躍してる左腕は制球が良い投手ばかりですし、諏訪投手のようなタイプでも十分活躍できる可能性はあります。

そして球威に頼らないので球界で長く活躍していける投手になりやすいです。

現時点だとまだ磨かなければならない点が沢山あるので、プロ入りして即1軍で活躍できるようになるかは難しいでしょうが、プロで活躍するための特徴を持った投手ですので、全体的に技術を高めていけば重宝される投手になれるでしょう。

 

ドラフト指名予想

現時点だとまだ技術面も投球術もプロで活躍するには難しいですし、中位~下位指名でしょう。

ただし制球の良い左腕が欲しい球団はあると思いますので、下位指名でも球団の期待度は高いと思います。

先発・リリーフ起用のどちらかは、指名球団の投手事情によって変わりそうですね。

4年時に安定感ある投球内容と結果が残せれば、上位で指名される可能性も出てくるでしょう。

 

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